週刊少年ジャンプ43号感想

今週末は引越し＠常磐です。


と言っても契約やインフラなどの手続きはほぼ終わり、荷造りもぎりぎりまで必要な
モノ以外は詰め終わっているので、忙しいのは直前と当日とその翌日くらいかなと。
なるべく早く転居先に慣れたいから面倒ごとは早めに終わらせてしまいたい。

はたらく細胞は原作以上に世界の終わりを感じさせるクライマックスで
結末を知っているのにドキドキしました、ラストの白血球の表情とかもう最高。
Ｐ５もついに回想が現実に追いついて、アニメで一番見たかったところが来るし
来月からは金カム２期も始まるし・・・引越しバテしている場合じゃねえ！


まあ無理は禁物、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ43号感想■■■

【巻頭カラー】『呪術廻戦』

■表紙＆巻頭カラー！

先週の予告ですでに知っていた事実ではありましたが、改めてジャンプの表紙になって
いるのを目にすると感慨深いものがありますね。ただちょっと残念なのは全体的に絵と
塗りが荒いというか・・・まあ比較対象がブリーチだから厳しいところではあるけど。

とはいえページをめくった虎杖のアップは久保先生にはない凶悪さがあったし
クラゲが浮かぶ暗闇の中佇む真人と虎杖の見開きには、久しぶりに切り取って保存
したくなるオーラを感じたので、今後週刊連載に慣れてきた頃に期待。



■真人の天敵

相手に触れてしまえば魂の形を変えて順平のようにグニイしてしまう真人と
呪式が使えず呪力をこめた拳で殴るしかない虎杖とでは圧倒的に後者が不利かと
思いきや、体内に宿儺がいることで直接攻撃を与える事ができる上に内部から魂を
弄ることができないというなかなか面白い構図に。

しかも虎杖の戦い方が全く自分の身体を考慮しない無茶っぷりだしなあ。
真人の言うとおり持っているものがいきなり棘だらけになって突き刺さったら
反射的に手を離すもの。それを逆に握りこんで引っ張るとか狂気の沙汰ですわ。

そして先週に引き続き宿儺がいい味を出していて

「共に小僧を嗤った仲だ
　一度は許す　二度はない
　分を弁えろ　痴れ者が」

今回は結果的に虎杖に有利な方向になっているのが面白いな、宿儺△

しかしふと思ったのですが、今の宿儺さん指三本分の呪力しかないわけで、
もし本気で真人に魂を握られたらちょっとやばいんじゃないだろうか。
「痴れ者が」とハッタリですごんでみたけど内心ドキドキだったらちょっと可愛い。



■ナナミン現着

いかに相性的に天敵ポジとはいえ、まだ実戦経験も浅い虎杖では厳しいわけで。
やはりここはケイカツ（？）を使って宿儺になるのかと思ったところでナナミン現着。
本人の姿が見える前に７：３の呪式演出があるの何気にかっこいいですね。

果たしてナナミンは虎杖を前に大人の意地を見せられるのか。
いやそんなもの見せなくていいからとにかく無事生き延びて欲しい。

『ONE PIECE』

■頑張れロー

ローが登場してから一体何回この言葉を使ったことか。
毎回毎回ルフィの無茶で計画変更を強要されるローには心をこめてこの言葉を送りたい。

常に最悪の事態を想像しろ
ルフィは必ずその斜め上を行く

そのうちストレスで胃をやられないか心配です。

【連載再開】『HUNTER×HUNTER』

■本当に君たち今何してるの？

真面目な話、一旦中断して彼らの現在を描いてくれたほうがいいんじゃないかなあ。
前回の短期集中連載でも結局船の中で権謀と謀殺してただけで終わったし。
多分今回も暗黒大陸には到着しないだろうし。

ちょっと前までは連載再開がニュースサイトに載るくらいには話題になってたけど
今回とか直前まで知らなかったくらいだもんなあ。

作品自体に飽きているわけじゃないけどそろそろどうにかして欲しい。

『鬼滅の刃』

■無残様大喜び

上弦の陸がやられただけであれほど怒り狂っていた無残様のことだから
玉壺と半天狗が相次いでやられた今さぞや怒っているだろうと思ったら
思わず擬態する事すらやめて一般人の前で本性を表すほどの浮かれっぷり。

てか無残様って本当に小物というか「短気は損気」を地でいくお人だよなｗ
蜘蛛鬼の塁が倒された事であっさり下弦の解体を決めたり、柱を倒すなどそれなりの
成果を挙げた部下に理不尽なパワハラ三昧とすでにその短気っぷりを見せてましたが
今回彼が鬼になったきっかけですら「早まって医者を殺したせい」だったと判明し
今頃になってその手がかりを求めて青い彼岸花を探し続けてるのだから笑ってしまうｗ

昔珠代さんが言っていた「無残は小者で臆病者」の評価は的確だったんだなあ。
個人的にはバーン様やユーハバッハといったいかにも大物然としたラスボスよりも
１部ＤＩＯ様や無残様のような小者系ラスボスのほうが好きかもしれない。

弱くて臆病なヤツほど生き延びるためにどんな手段も取れるんだし。



■禰豆子の状態

結局禰豆子は人間に戻ったわけではなく、鬼のままで太陽を克服したのか。
ちょっと良く分からなかったけど「自我を取り戻すよりも重要なこと」が
太陽を克服することでいいのかな、なぜ彼女がそれを優先したのかは分からないけど。

実際まだ自我を取り戻したわけではなく、話す内容も相手の言葉を鸚鵡返しするだけで
言っている内容を理解しているかといえば疑問が残ります。

そして恋柱さんは間一髪で生き延びた様子。無一郎もこの戦いで大きく成長したし
玄哉もなんだかんだで丸くなって今回初めて笑顔を見せてくれたし。
もちろん上弦２体を倒した事でさぞやお館様も喜んでくれる事だろうし。

鍛冶屋の里での犠牲者は少なくなかったけど、全体的に見ればめでたしめでたし
・・・いや、今後のことを考えると微妙か、禰豆子狙われる事になっちゃったし。

『アクタージュ』

■死者の追体験

そういえばすっかり忘れていましたが、そもそも彼女の演技の獲得方法って
映画なり演劇なりで他人の人生を観察する事で、まるで自分自身がその体験を
したようになる――えーとメソッド演技でしたっけ、そういうのでしたよね？

だとしたら今回監督が彼女にやらせようとしているのはなかなか残酷だなあ。
いや誰がその役目になったとしても残酷である事には変わりないのですが
よりによって彼女にそれとは・・・いや主人公だからなんだかんだで乗り切って
女優としても人としても成長するだろうと思うけど、やっぱりちょっと怖いなあ。

あと最終的に知らされないまま撮影を終えることになるであろうアラヤ君の
精神状態も気になるところではある。


そして来週再来週は連続センターカラーですか。
巻頭取った呪術ほどではないけどこちらもかなり推されている感じですね。
最近は普通に応援しているので素直に嬉しい。

『Dr.STONE』

■無血開城第一段階達成

先週無血開城を約束したと思ったらもう今週で第一段階達成か。
相変わらず展開が早いねー、まあいつものことだから驚きませんけど。

そして今まで出番がなかった鬱憤晴らしとばかりに大活躍の大樹にちょっと笑うｗ
やっぱりこの世界、下手な現地人より復活者のほうがチート級の能力者か。
羽京もニッキーもここぞとばかりにいい仕事してるしな。

さて硝酸の供給源を抑えられてしまった司サイドの反撃はどうなるのか。
いくら圧倒的なパワーと地の利があるとはいえ数の差は埋められないだろうし。

だとするとリリアンの嘘を指摘して内部分裂を図る…とか？
でも仮にばれたところで一度裏切って千空サイドについた彼らを司が許すとは
思えないしなあ。そもそもその程度で裏切るってことは最初から司に対して不信感を
持っていたとしか考えられないし。

『僕たちは勉強が出来ない』

前回に引き続き強引な状況を作り出す事によるドタバタかあ・・・。
作中時間ももう３年の秋だからこういう展開にでもしないと日常回が作れないのは
分かっているんですが、それにしたって無理やりすぎるよなあ。

特に残念だったのがあしゅみー先輩で、一応医学部志望なのだから
先生が頭打って意識がないのなら彼女が率先して手当てしなきゃいけないのに
「主人公が裸の先生をお姫様抱っこする」という状況を作りたいがために
ただの傍観者にさせてしまったのは本当にもったいないと思いました。

ここでいいところを見せれば彼女の進路に反対しているまふゆちゃんも
ちょっとは見直す流れになったのでは・・・ああラブコメ優先ですかそうですか。

ところで何でここにブラコンの妹がいなかったんですかね。

『アリスと太陽』

あれ、アリスって帰国子女の設定だったのか、知らなかった。

実際この時代設定だと彼がネットで音楽を配信してた頃はボカロ全盛期で
いい作品が次々に生み出されては歌ってみたが派生しＣＤ化…なんてことが
普通にあった時代なんで、当時の彼が埋もれてたのはちょっと不思議ではあります。

掲載順が掲載順だけにもうこの作品も長くはないだろうなとは覚悟しておりますが
最後は大団円のハッピーエンドになる事を期待しています。

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今週は以上。


来週もし更新が遅れてたらまだ引越しでどたばたしているということでよろしく。
てか忙しい時ほど他の事がやりたくなるのってなんなんだろうな。


それでは。