週刊少年ジャンプ32号感想

雨あめ降れふれ＠常盤です。


土曜日が一日中雨で暇だったので、ずっと気にはなっていたP4GAの足立アナザーエンド
（TV版では放送されないDVD特典のみ)を今更ようやく見たのですが


予想通りすげぇ胸糞悪かったです。


わざわざ金払って見ておいて何ですが、金と時間を返せと言いたくなりました。
（以下ただの愚痴につき反転）


そもそも共犯者ED自体が原作ゲームでも相当胸糞悪い内容なのですが、
アニメでは共犯者確定～主人公都会に帰るまでのエピソードをオリジナルで
じっくりねっとりしっかりやったせいで余計胸糞悪い結末に。

前提としてこのEDが全く共感できる内容じゃないからなあ…もう一つのバッドエンドである
生田目殺害EDは菜々子死亡のショックと激情に駆られての結果だったし、番長だけでなく
特捜隊全員が共犯者みたいなものだから、後味は悪くても理解や共感はできたんだけど。

共犯者EDは番長が足立の共犯者になる動機や理由が全くないから訳が分からない。
（一応アニメでは「自分が足立の居場所を奪った」という罪悪感を主人公が持っている
という前提はあるけど、そこからどう転べば共犯者につながるのかが理解不能）

せめて手紙を燃やしたシーンの彼が足立もビビる程の悪人面にでもなってたら逆に評価
できたんですが。足立の前では終始怯えた表情を見せながら、特捜隊の前では
リーダーの顔で平然と嘘をつく、その姿はもはや主人公ではない。ある意味足立以下。

そして彼がその決断をした瞬間、あっさり彼を見限ったマリーやマーガレットにも失望。
特にマリーはP4GAでウザいくらい話に絡んでくるのにこんなとこだけ原作通りかよ！

それでもゲームなら「あー胸糞悪かった、さて真ED行くか」と切り替えられるけど
アニメではそのEDを回避した先の話もどうにもすっきりしない内容だったからなあ…。
第一声が「あなたを否定する！」で、そのままマウントポジションで一方的にフルボッコとか
無印P4Aの一方的にやられながらも最後まで本人には手をあげなかった彼はどこ行った。
てかP4GAの彼の精神は全体的に無印のそれより幼い気がする、ステはMAXなのに。


…といろいろ書いたけど、一番悪いのはこうなるとわかってて見た自分自身ですがね！
わざわざ嫌なところに頭突っ込んで嫌だ嫌だと言ってるんだもんな、本当すいません！
まあこれをTV放送しなかったことだけは評価したい。嫌なら見なきゃいいんだから。


ダンロン３楽しみですね、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ32号感想■■■

【表紙】『BORUTO』

ぶっちゃけナルト本編も後半は似たような展開が延々と続いててついていけなかったのに
その子世代の話とか言われても正直あまり興味がわかないんだよなあ。月イチ連載という
こともあって前の話とか覚えてないし。

月イチ連載といえば、ワンピも今後しばらく月イチ連載になるらしいですね。
しばらくというのがいつからいつまでのことを指すのかはよくわかりませんが、
まあ働きすぎだったしな尾田先生は。週刊連載を毎週続けるってだけでも大変なのに
映画の脚本どころか総指揮とか、こっちが心配になるくらい働いてたし。

と思って映画の宣伝ページ見たら「２年費やした脚本」とか「設定資料100枚以上」って…
どう考えてもこれが原因だよ尾田っち！原作者がやるレベル超えてるよ！
てか辛いならせめて本誌の書き込み減らそうよ、最近特に見辛くなってる気がするよ。

同時期のニュースではブリーチが７４巻で完結とのことだし、トリコももう完全に
完結に向けて話を進めてるし、ハンタはそろそろ長期休載に入るのは確定だし
銀魂もなんとなくこのシリーズで終わりそうだし。

何というか、もう本格的に世代交代の時期が来たんだなあと思いますね。
いつかは来ることだと思ってたけど、いざ来るとなんとも寂しいものです。

『ハイキュー!』

■ドリームチーム結成！

各ポジション１位のみを集めた主人公チームよりも、各ポジション上位を集めた
いかにも「悪役です」という雰囲気のＳチームの方が強そうに見えるのは何故だろうか。

というか及川さんの圧倒的な悪役面がたまらんｗ
その二本指は目つぶしですか鼻フックですかそれともファッキュー的なアレですか。



■球拾いの極意

球拾いに来てタマ潰されたらたまったもんじゃないな…ってごめんなさい。

ハイキューは試合しているときより練習しているときの方が面白い気がします。
試合中はどうしても「烏野とどこか」という扱いになってしまうけど、
強化合宿だと自然とオールスターが集まるし、必ずどちらかを勝たせなければ
ならないという制約もないから、きちんとみんなが活躍できるのもいい。

今週は久しぶりに褒められて感動しちゃう五色クンがチョロ…可愛かったし
一を聞いて十を知るコーチの洞察力もよかった（ちょっとエスパーすぎるが）。

こういう試合じゃわからない新たな一面が知れるのも合宿編のいいところですね。

『鬼滅の刃』

吾峠先生は本当にセリフ回しが下手だよなあ、いや独特というべきか。
最初の善逸との掛け合いとか完全にギャグマンガのノリなんだけど違うんだよね？

妹を護衛代わりに置いて「外で待ってろ」と言ったのに、肝心の妹を置き去りに
危険な屋敷の中に入ってくる兄妹とか、それを聞いて「切ないぞ」とかいう炭次郎とか
敵のテリトリー内で大声を出す善逸とか、そんな善逸に容赦ない言葉を浴びせる兄とか
下手なギャグマンガよりよっぽど面白いから困る。シュールすぎて笑いづらいけど。

もしかしてこれが噂の「シリアスな笑い」というヤツなのだろうか。

『背筋をピンと』

■だってプロだから

以前ここで「花園＆めぐペアが勝ち上がるとしたら、花園くんの超ポジティブさが
カギを握るかも」と書きましたが、今週何となくそんな雰囲気になりそうで嬉しい。

実際彼の言うことにも一理あるしなあ。テレビの向こうの視聴者が求めているのは
「かっこいい芸能人ペア」なのであって、仮に勝ち上がることができなくても
彼らが芸能人らしいところを見せれば少なくとも絵にはなるわけで。

それに他のペアが欲しくても持てない「注目度」を最初から持ってるんだから
それを利用しないのはもったいないですしね。というわけで次週に期待。

『BLEACH』

■挟んでみた


>現在から未来に介入して自分の思い通りにする陛下の能力と
>過去に介入してから現在を自分の思い通りにする月島さんの能力…
>実際に戦ったらどっちが強いんだろうなーとちょっと思いました。


先週の感想でこんなこと書いたら今週本当にそうなっててびっくりしました。

てかやっぱり月島さんの能力って強すぎですよね。
さすがの久保師匠も彼らの扱いに苦慮した結果こうなったのだろうか。
それとも本当はもっと別のところで登場するはずだったのがこうなったのだろうか。

一方、別の場所で雨竜に対して圧倒的優勢を誇っていたユーさんが、今週あっさりと
終わっていたのにはちょっと笑ったｗ大食いねーさんの時といい、なんで陛下は
絶好のタイミングで勝利を放棄させるようなことをするんだ、ツンデレなのか。

まあもうあと数話で完結させなきゃいけない都合なんだろうなあ。

『ニセコイ』

そういえばこれももうすぐ終わる作品の一つでしたね。
2016年後半はジャンプにとって激動の年になりそうだなあ。

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今週は以上。


いよいよ今週からダンロン３のアニメ始まりますねもうドキドキです。
というか１話はすでに見てしまったので早くネタバレ感想が書きたくて書きたくて…
（未来編と絶望編がリンクしてるせいで両方の１話が終わらないと語りづらい）

ちなみに２話以降は毎週土曜日に実家で録画したのを見るしかないので
逆にツイッター等でのネタバレ回避にドキドキする毎日になりそうです。


それでは。