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週刊少年ジャンプ26号感想 [WJ感想2013]


東方例大祭行きました@常盤です。


まあ輝針城体験版なんて到底手に入れられるはずもなかったけどな!
一時期の熱狂程ではなくなったにせよやっぱりすごい列で早々に並ぶのは諦めました。
どうせもうちょっと待てば無料DLできるんだし、製品版も買うんだし。

つーてもやはり夏まで我慢は出来なかったのでプレイ動画は見ちゃった。
二面の生首ちゃん可愛いなあ。首無しだっけ、ぬらりにもいたよねこんな妖怪。
首だけが襲い掛かってくる恐怖感に何故か小傘を思い出したので描いてみた。


0526.jpg


小傘ちゃんは可愛すぎるのが良くないと思う、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ26号感想■■■

【新連載】『スモーキーB.B.』

■皮肉屋ルーキー

皮肉屋ルーキーというからには某めだかの安心院さんや球磨川並みに言動がムカつく
キャラなのかと思いましたが、実際は「皮肉ってなんだろう」と考えさせられるくらいに
回りくどい言い回しの多い主人公でしたね。ムカつくことには変わりないけど。

まあ「煙に巻く」のが本来の目的っぽいからそれでいいのかもしれませんが。
相棒クンの「禁煙失敗おめでとー」が今週一番の皮肉だと思いました。

てか「洗面器では溺れない」とか本気でよく分からない皮肉(?)が多いなあ。
「三塁踏んで故郷(ホーム)に帰れ」は何か上手いこと言ったって感じで悪くはない
けど皮肉って感じでもないし。ストーリーよりそこが妙に気になって仕方がない。

読んでから「花咲か一休」のコンビだと聞いて納得しました。
ああ、皮肉じゃなくてとんちなのね。



■高校野球の宿命

しかしいくら「スモーキー」がアイデンティティとはいえ高校球児に喫煙はどうなのか。
いや別に架空のキャラが未成年で喫煙してようがいちいち噛みつく気はないですが、
高校野球ってそういうの一番うるさそうじゃん、ばれたら甲子園どころじゃないよね。
大丈夫なのかこの設定。

まあなんだかんだダメだししてしまいましたが、絵は流石に上手いし、ちょっとダーク
な感じが一休の時よりもあってる気がするのでそこそこ期待したいのですが…
いかんせんわけわからない「皮肉」が気になってなあ…やめちゃえばいいのに。

西尾先生の言葉遊びが中二病的な黒歴史を揺り起こすなら、
こちらの言葉遊びは2chコピペやtwitterのだれうま系ネタという感じ。

個人的にはどっちもいらない。




『暗殺教室』

■メール読み上げソフト・律ちゃん

律ちゃんが思いのほか楽しいキャラになっていたのが今秋一番の収穫でした。
いくら「知能指数の低い方」のメールを読み上げるからって顔までバカっぽくなるとか
いつの間にそんな進化を遂げたんだ自律思考固定砲台。特にスク水。

ネウロであかねちゃんが復活してたらこんな感じだったのかなあ。



■イケメグ委員長

さて、今シリーズは殺せんせーの水殺がメインかと思ったら、本命は彼女の掘り下げか。
何気に今までのモブの中でもモブらしくない立ち位置で気になっていたので、ここで
クローズアップされるのは素直に楽しみです。肝心の「友達」がムカつくけど。

たぶんあの「友達」は本来であればE組どころかこの高校にすら入れない学力だけど
メグみたいな寄生相手を見つけてはそれに頼ってここまで生きてきたんだろうなあ。
ネウロじゃないから豹変はないけど、もし彼女が豹変するとしたら冬虫夏草のような
寄生相手の命すらも奪うタイプの寄生生物になりそう。


ところで「貴女を見ると私の触手が大変元気に」って普通に見なくてもセクハラだよね。
渚クンはそう遠くないうちに羞恥で殺せんせーを殺せるんじゃないだろうか。




【特別読切】『磯部磯兵衛』

急病で休載のワンピの代原・・・となれば急きょ決まったわけで、正直そこまで期待は
してなかったのですが、見てみたら意外に面白くて最後まで読んでしまいました。

あらすじを書きだせば「母親に隠れてエロ本を読みたい息子と不審な息子を
気にする母親」
という、思春期によくある(?)風景の一コマを描いただけなのですが
それが浮世絵風に描かれているというだけでなぜか笑える。反則だろコレw

もちろんただ浮世絵風にしただけじゃ面白くもなんともないわけで、
ところどころに有名な浮世絵のパロをちりばめることでよりシュールに仕上げているあたり、
作者は意外としたたかなのかもしれない(ただ楽だっただけかもしれない)

ただ一つ残念だったのは、襖を挟んでの攻防でアレだけ盛り上げておいて、オチが
「母親はエロ本の存在を知っていた」というだけだったことですかね。あそこまで
やったんだから実はあの本の女性は母親の若かりし頃のアヤマチだったとか、逆に
母親のびぃえる春画だったとかそういう斜め上の展開を期待したんですが。

次はキュビズム風とか宗教画風とかそういう路線でどうですかね。
てかよっぽど名前覚えとかないと次掲載されたとき気づかなさそうです。





『無刀ブラック』

座ったまま剣を持った相手をあしらうシーンとか、膝立ちで投げ飛ばすシーンとか
普通に「合気道カッケエエ!」と思いました。この漫画、合気道の恰好良さを描くのが
目的なら大体成功してると思いました。ちょっと習ってみたくなったもん。

しかしそこに至るまでの導入がへったくそでなあ…
「なにか宣伝になることを…」と言ったとたんに隣の茶屋に暴漢がやってきてみたり
人質を取っているのにずんずん入ってきていきなり正座して説教始めてみたりと、
とにかくなんでそうなるのって感じの展開が多くて気になります。

例えば普通に茶屋で食事中に襲ってきたってことにすれば、彼が介入する説明も
いらないし、最初から座ってるんだからいきなり正座する不自然さもないだろうし。
逆に彼がもっと野心家で「この機会に自分の流派を宣伝したい」ということなら
人質の安全構わず乗り込んで不利な体勢で戦いを挑むことに対する違和感もない。

スケットとかニセコイとかでも思うのですが、初めの動機づけが下手だとその後どんな
熱い展開になったとしても「所詮この程度で始まった話だしなあ」と妙に冷めた目で
見てしまうんですよね。勿体ないとか言われそうだけどノレないんだから仕方ない。

それはそうとして先週から泣いてばっかだねこの主人公。




『食戟のソーマ』

■マジカル☆キャベツ

マwwジwwwカwwwルwwwキャベツwwwマジで勘弁してくださいwww
てか堂島先輩がセンターwwwしかも一番ノリノリwwwもうやめてお腹痛いwww
後ろのタキシード仮面モドキも訳わからんし、女性陣は普通にかわいい。

今週見所色々あったのにこの見開き一つで全部吹き飛んでしまいました。
そういえば久々のリアクション芸だったもんなあ…作者も最近大人しくカッコいい
シーンしか見てなかったから完全に油断してました。あーお腹痛い。



■一方で地味な描写も細かい

さて、ちょっと落ち着いたところで内容の感想ですが、今回はソーマのサポート役としての
実力が示されましたね。良く考えたらあの親父さんの下で働いてきたのだからサポートに
関しても学生レベルじゃないのにも納得がいきます。

そして四宮先輩のロールキャベツ。何気に今まで描写されてきた料理の中で一番美味しそう
に見えたのは私がロールキャベツが大好物だからでしょうか。前に某有名料理店で食べた
ロールキャベツは美味しかったなあ…うちのが不味いってんじゃないけど本当に美味かった。

てか水原先輩って女性だったのね気づかなかった。ボーイッシュな彼女を「女」に変えて
しまうのが彼の料理だとすれば、なるほど魔術師の名は伊達ではないのかもしれない。
(そしてまたマジカルキャベツが目に入ってきて噴きそうになった…もうやめて><)



■四宮シェフの真意は

堂島先輩は四宮先輩が本気の料理を出さなかったことを「驕り」と言ったけど、今までの
彼の言動や行動からして手加減するのはかえって不自然な気がするなあ。
もしかしたら彼は(田所ちゃんはともかく)ソーマのことを結構買っていて、この食戟で
彼が退学になるのはもったいないと思っているのかもしれない。

思えば試験中に最初に無礼なことを言ったのはソーマなのにそこまで激昂しなかったし、
ソーマの代わりに田所ちゃんが料理を作ると言われた時も「気の毒にな」と皮肉ではあるが
同情的な言葉をかけていたし、今回も料理のサポートをするソーマをじっと見つめて…

ま、まさか…彼はホ……というのは冗談にしても、彼には彼の考えがありそうな気が。
そもそもいくら母校とはいえ第一線で働いている超一流のシェフたちが、自分たちの職場を
離れて審査や講師をやるなんてよっぽどの見返りがないとありえないわけで。例えば卒業後
見所のある生徒を自分の職場にスカウトしようとかそういう意図があるのではないかと。

まあこれはあくまで自分の妄想に過ぎませんが。
いずれにしろ四宮先輩の「驕り」により田所ちゃんの勝利ないし引き分けの目がでてきた
のは良い展開だと思います。普通にやったらどんなご都合主義でも勝ち目ないし。




『ソウルキャッチャーズ』

うーん…さすがに全パートリーダーを一括攻略は無理だったか…。
かといって12人を一人ずつ攻略ってのも悠長すぎる気もするが、まあその辺は作者も
考えてるだろうからまずは一人目の攻略をじっくり見させていただきましょ。

さて、今回の攻略対象である打樋クン。
「沸点が低い、苦手なタイプだ」には笑ってしまった。それ神峰君だけじゃないw
とはいえスランプを克服してないメンバーの不調を自分のせいだと庇ってみたり、
うるさいながらもきちんと筋は通したりと、本音をさらけ出せば嫌な奴じゃなさそう。

実際彼におびえているように見えた2人も心の底では彼のことを信頼してたしなあ。


しかしこの漫画、感情の振れ幅が大きすぎて読んでてちょっと疲れますね。
ほんの数コマ前は楽しそうにはしゃいでたと思えば急に真っ青な顔で迫ってみたり、
不安そうな顔をしてたと思えば一転して怒り狂って噛みついて来たりととにかく忙しい。

展開がスピーディなのはいいんですけど、もうちょっと緩急が欲しいです。
いや緩急がないわけじゃないのか、とにかく上がり下がりが激しいだけで。

えーと、とりあえずみんな落着け。




『ハイキュー!』

主人公が主人公らしく活躍しているだけでこのワクワク感は一体何なんだ。
追われている及川さんのモノローグも相まってものすごいクライマックスな印象を受けます。
読んでて息が詰まりそうになったのは久しぶりかもしれない。

実際バレーボールってやってる時も見てる時もすごくドキドキするしなー。
狭いコートの中で多すぎるくらいのメンバーがいるのに常に気が抜けないあの息苦しさ。
ラリーが続いてくるともういっそ決めちゃってくれと思うくらいに過剰なストレスの中で、
やっと決まったときの爽快感。

あれ何と呼ぶんですかね。バレーボールハイ?





『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

ハイパーインフレとデノミをネタにするならアベノミクスじゃなくて、
実際にあったジンバブエドルを例に出せばいいんじゃないかなあと思いました。
いやドルより円の方が読者にわかりやすという判断は正しいけど、これじゃ
アベノミクス=ハイパーインフレ&デノミという印象操作をしてるみたいでちょっと嫌。

どっかの新聞じゃないんだからさぁ・・・。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


さてこれをアップしたら真4やるぞおおおおお!
もうすこし眠らせるつもりだったんですがTLが死屍累々でなんかすごい楽しそうなので
私もその葬列に参加させていただきたいと思います。

うまくまとめられそうなら久しぶりにプレイ日記でも書こうかな…


それでは。




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コメント 2

真馬流

>ONE PIECE
最悪、連載を再開するのが今年の夏とかになっても一向に構わないんでどうが安静にしていてください・・・。

>スモーキーB.B.
一休さんの連載経験から一体何を教訓にしたらこれになるんだよ(汗

>暗殺教室
人一倍面倒見の良い片岡さんを支えてあげたいと思う反面、こんな片岡さんに一度は慰められてみたいと思わずにはいられないというジレンマ!

>ハイキュー!!
一度火が付いたら止まらない『小さな獣』の弱点はやっぱりスタミナ切れなんだろうか?(良くも悪くも生き急いでる印象)
by 真馬流 (2013-05-30 19:21) 

常磐

>真馬流様
再来週は巻頭だそうですね、嬉しいけどもうちょっと休んでもいいのに。

>スモーキー
野球より皮肉の言い回しを考えるのに時間をかけてるよなあ
遠まわしなセリフの意味を解読するのはとんちの時以上に面倒くさいです

>暗殺
目の前でおぼれてみるとか…

>ハイキュー!
実際日向が覚醒すると誰にも止められないですからねー。
スタミナとか時間制限とか多少の制約がないと面白くないかも
あと生き急いでるというならこの作品のキャラ殆どに言えるようなw

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-05-30 20:15) 

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