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週刊少年ジャンプ9号感想 [WJ感想2007]

世界樹の迷宮で全滅すること4回@常磐です。

B2に入ってからバカみたいにぽこぽこ死にまくってますが、コツもつかめてきた感じ。
最近になってようやくバードとレンジャーの使い途も分かってきました。


さてそれでは今週のジャンプ感想ですが。
実際のところ土曜日…せめて日曜日にでも手に入れば
もう少し余裕をもってアップすることができるのにと思わずにはいられません。

そう、もう少し早く。


…火曜日くらいには。




■■■週刊少年ジャンプ感想■■■


【巻頭カラー】『銀魂』

■3周年記念巻頭カラー

『銀魂』の○周年カラーは朦朧としているキャラクターのシーンからというのがお約束。
1周年目は銀さんで、2周年目は新八でしたっけ。

で、3週年目の今回は神楽でした。


それだけ。



■洞爺湖木刀の精霊


ってコレもしかしなくてもBLEACHですね。


空知先生が久保師匠に怒られないことを祈ります。
(そのうち扉画で斬られたりして…)

そして最後の最期までないがしろな洞爺湖のおっさんに涙。
てかこのひともしかしなくても●ートですか?

今回の事をきっかけに立派な大人になって欲しい(お前が言うな)




『ONE PIECE』

■快適な新船生活

先週のエースvs黒ひげ戦などなかったかのように、穏やかな航海中のルフィ海賊団。
新しい船の紹介もかねて、いけすに浴場、医務室の一部を公開。

この話が載るコミックスにはきっと”サニー号内装大公開”の企画もあることでしょう。
楽しみです。



■神に供える「流し樽」

航海を続けるサニー号の目の前には、「海神御宝前」の帆の付いた樽が。
ナミいわく、「航海の無事を祈って神様に捧げる供物」とのこと。

デービーバックファイトのときも思いましたが、こういうイベントや儀式的なものって
実際に大航海時代や海賊達の間であったような雰囲気があって好きです。

ロマンですよ、ロマン。



■樽から発射された”発光弾”

酒かと思って開けた樽の中は、発光弾でした。
イタズラの可能性もありますが、罠の可能性のほうが圧倒的に高そうな展開。

しかし特に何者かが出てくるわけでもなく、やってきたのは大嵐でしたとさ。
なんとか嵐は脱したものの、サニー号は深い霧の中に閉じ込められてしまったのでした。


…果たして、これは罠か、偶然か。


空島編の最初でも、いきなり空から”降って”きた船がすべての始まりでしたし、
そこで見つけたガラクタのうちの一つが、終盤で重要アイテムとなったわけで。

今回の話も、きっと後でつながりがある…


…かもしれない。



■ホラーなサンジ

そういえばウソップだけがこの海域の話を聞いてなかったんでしたっけ。
しかしそれにしても顔コワいな、サンジ。

境遇的にも一番長いこと海の上にいた彼だからこそ、
「そのテ」の話はロビンやナミに負けないくらい持ってそうな気がします。



■幽霊船登場

さて、海賊モノといえば欠かせないネタが幽霊船。
思えば今まで登場しなかったのが不思議なくらいとも言えますね。

話をふったサンジはもちろん、あのロビンですら青い顔をするほどの不気味さ。
ウソップはもうチビってるかもしれない。

てか海の上でしかも霧の中となると、逃げようがないから余計怖いでしょうね。
ワンピースだからこそギャグで済んでますが、他の漫画だったらとっくにホラーですよ。

まあこういうノリ大好きですが。



■紳士なガイコツ

しかしシリアスが長く続かないのがワンピのいいところ(残念なところ、でもある)
アレほど不気味な雰囲気をかもし出していたガイコツがあっさりと登場。

しかもファンキー。

目がないけど見え、ウンコも出る骸骨って…「ホネホネの実」か何かの能力者なのでしょうか。



■仲間になれ!

それはともかく、この状況にしては珍しくまともな質問をするサンジに対して、


ルフィ「そんなことよりお前おれの仲間になれ!」


久しぶりにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
そしてさらに


ブルック「ええ、いいですよ」


あっさり承諾キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

うーむ、こんなに不気味なのに穏やかなんて、ワンピにしては珍しい展開だ。
とはいえ、これほどワンピらしい展開というのもまた珍しいわけですが。

許斐先生もそうですけど、尾田先生も何気に「読者を驚かせること」が好きですよね。
もうベテランの貫禄だってのに、チャレンジャーだ。


来週が楽しみです。




『家庭教師ヒットマンREBORN!』

■やたらと「零地点突破」にこだわるXANXUS

ツナの「零地点突破」を何としても阻止しようとし、しかしツナの見せた「零地点突破」に
「そんなのは本物の零地点突破じゃねえ」と怒り出すXANXUS。

どうやら彼にとっての「零地点突破」はなんらかの因縁がある様子。



■超常能力バトル

その後はひたすら、なにがなんだか分からないバトルの連続。
ツナの周囲を飛び回りながら銃を乱射するXANXUSの姿は、それなりに脅威なのだろうけれど
状況を想像するとどこかマヌケな図のようにも思えます。

言うなればテニスでいきなり菊丸が分身したときのような、そんな印象です。



■ほぼ助かったらしい仲間達

始まった当初は何か意味があるのかと思われた「毒」ですが、
ボスたちの決着が付かないままに全員救出されてしまいました。

結局なんだったんだ…。

まあ行動の怪しいベルフェゴールとか、気になる要素はいくつかあるので
今後の動きに期待します。



■怒髪天XANXUS

さて、彼いわく「まがいモノ」の零地点突破に翻弄されるXANXUS

あくまで「零地点突破」と言い切るツナの目が気に食わなかったのか、
それともそんな相手に圧倒される自分自身が気に喰わなかったのか、


XANXUS「ド畜生がぁ!!


ついにキレタ━━━━━ヽ( ;´Д`)ノ━━━━━!!!!

どうやらまだ当分2人のバトルは続きそうです。
まあリボーンのことだから、ラストはそうヌルい決着にはならないとは思うのですが…
それはそれでキツイからあんまり好きじゃないんですけどね。

かといってワンピみたいなヌルい決着もアレだけど。


どうしてこう、極端しかないのかなぁ…。




『NARUTO』

■バラバラの飛段

全身を起爆札でやられたものの、やはり生きていた飛段。
しかし深い穴に落とされ、瓦礫で体を動かすこともできず、助けてくれる人もなく。
完全に格下であったはずのシカマルに見下ろされ、埋められてしまいましたとさ。


飛段「てめーにはジャシン教により捌きが下るってよォ!
    その裁きを下すのはオレだァ!」


彼の信仰する「ジャシン教」は結局奇妙な「呪いの儀式」以外のことは分からぬまま、
また他の信者がいる気配すらないままに、飛段とともに葬られました。

しかしこのセリフ…絶対そのうち復活するな、コイツ…。



■主人公の新技


螺旋丸の大きさはどうでもいい。
問題は命中するかどうか、だ。



命中しなきゃどんな修行も全く無駄だったことになるし、
命中すればべつにわざわざ手裏剣化する必要性もなかったことになりそうな予感。


まあ、適当にやってください。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■悪意あるフォローは時にさらに印象を悪くする

まあ今回の大塚の場合は、かなりあからさまですが。
それにしても今回石垣クンがなかなかの推論を組み立てている点に注目。

コネだけで入ったと公言はしていても馬鹿ではなかった、ということか。
逆にこういうタイプは新しい条件が加わっただけで簡単に自説を曲げそうな気もしますがw


ネウロ「まあ、ちょっと待ってください、石垣さん?」
石垣「な、なんですか?」
ネウロ「ちょっと想像してみてください。
     密室の中で人が死んでいる…
     そのそばには血塗れの包丁を持ったAという男…
     しかも彼は被害者に恨みを持っていて…
     日頃から『いつか殺してやる』と公言していた」

石垣「そ、それが何か?」
ネウロ「さて、犯人は?」
石垣「Aのはずがない!
ネウロ「そうでしょう? あまりに怪しすぎて逆にありえない、と」
石垣「な、なるほど!」
笹塚「なるほど、じゃねーだろ」


こんな感じで(by さよなら絶望先生)



■池谷の仕掛け

理由はともかく、自分の作品に自分だけが知っている「仕掛け」を施そうという
気持ちは分からなくもない。

誰かが気付くかもしれない、
ひょっとしたら気付かないかもしれない、
その秘密を教えたいような教えたくないような。

それにしても松井先生は見せ方が上手いですな。
池谷氏の作品への愛情をただ言葉で描写するだけでなく、絵石屋由香をここで持って来て、
何の意図があってそんな仕掛けをしたのかを実演させる、という形で表現するやり方。

実際に仕掛けが作動した時だけに見ることのできる「池谷氏からのメッセージ」は、
中身は外道だけど「作品」に対する愛情を強く感じました。


『私の大切な女を譲ります。
 この女はもうあなただけのもの。
 末永くお使い下さい。 ――池谷透――』


となると、やはり今回は彼は犯人じゃないということですかね。
あとはネウロがどう切り崩すか、期待です。



『メゾン・ド・ペンギン』

別に最近この作品あんまりじっくり読んでなかったんですが、
さすがにタイムリーすぎるネタを見つけてしまって思わずツッコミ。


若葉「あーそうそう納豆
   
TVでダイエット効果があるって放送されたとたん
    売り切れ続出!!」


このネタさすがに今はヤバくないですか?

いやもちろんこの原稿描いたときには捏造は発覚してなかったと思われますから
別に大石先生に罪があるわけじゃないんですけどね。

ってか別にこれネタにしたって罪になるわけでもないんですけどね。




『BLEACH』

■チャドの力

そういえばチャドって滅法師でも死神でもなく、織姫のようになんか精霊とかいるわけでもなく、
ただ何となく腕が強化して武器だか盾だか分からないものになったという感じでしたっけ。

そう考えると確かに「斬魄刀開放すると姿が変わる」虚たちと似た感じかもしれません。


久保先生がそこまで考えてチャドの能力を設定していたとは思いませんが。



■オサレネーム続出

いくつもの戦いとそれ以上の特訓を経て、ようやく自分の力を自覚したチャド。
目の前の虚たちを倒すため、ついに「真の姿」を発現する!

――わけですが…


チャド「巨人の右腕(ブラソ・デレチャ・デ・ヒガンテ)」
チャド「悪魔の左腕(ブラソ・イエスキルダ・デル・ディアボロ)」


オサレネーム全開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

どこの言葉なのかは知りませんし、キチンと調べればちゃんとした意味のある言葉だろうと
思われるのですが、あえてそんな名前をつけるあたりがとっても久保先生「らしい」。

なんとなく、楳図かずお御大の「神の左手悪魔の右手」を思い出しました。

左右逆だけど。




『テニスの王子様』

■日本一のパワープレイヤー

全身血塗れになりながらも、石田銀の腕を折り勝利した河村先輩。
普通どんなスポーツでも(それがたとえ格闘技でも)対戦相手に怪我をさせたら
それなりに責任を感じるとか、時にはトラウマになるような状況だったりするわけですが、


堀尾「やったぁ――っ 河村先輩の勝利だぁ――っ!!
    日本一のパワー選手を
棄権に追いやったその力
    もう日本一のパワー選手っすよ!!」


むしろ諸手をあげて喜ぶ青学応援サイド。
さすがにそれはマナー違反です。



■いつの間にか来ている親父

息子が死に掛けてるそのときに仕事をしていたはずの彼がいつ来たかということは
とりあえず置いといて。


河村父「隆ぃ――っ 良くやったぞ―――っ!!」


いやいやいやいや!

大事な跡取り息子が全身血まみれにされた上に、最後には相手選手の骨折って勝利ですよ?
「なんで止めなかったんだ!」ぐらいは主張していいはずじゃないですか?

テニスの試合しているはずの息子がいきなり血まみれで帰ってきたらそりゃ泣きますよ。


お、鬼ぃ―――っ!



■メガネダブルス

正直今回の試合で一番楽しみな組み合わせだったりします。

作品中では頭良くてテニス上手くてイケメン設定なのだろうけど、
私の中では乾は紙一重で、手塚はボケ老人のイメージ。


ある意味、越前クンよりダブルスに向いてない手塚とパートナー放任主義の乾が
ペアを組んだら一体どうなるのかと非常に興味がありました。


乾「フフフ…データは揃った! …手塚にボールが来る確率100%!」
手塚「手塚ゾーン!」
乾「フッ、次は手塚が倍返しで返す確率100%!」
手塚「百錬自得の極み!」
乾「そして返ってきたボールが手塚に戻ってくる確率100%!」
手塚「手塚ゾーン!」
乾「その球をさらに倍返しに…」

四天宝寺ペア「「少しはお前も働け――!」」


越前「何で部長、素直に言うこと聞いてんスかね?」
不二「手塚はね、自分がボール打てるのが楽しくてしょうがないんだよ」


とりあえず、こんな感じの展開を予想してみました。
さて、実際はどうなるか。



■千歳再登場

橘との試合で完全燃焼(?)し、あっさりやめたと思われていた千歳千里。
しかし実際に手塚を目の前にすると武者震いするほど戦いたいらしい。

まあ読者としても「扉を開けた無我」同士の戦いは見てみたいものではあったわけですが、
さすがにちょっと忍足イトコ、お気の毒。



■変則ダブルス?

さて、思いがけなく「才気煥発」vs「百錬自得」の実現したD2。
しかしどうやら「才気煥発」はダブルスでは効果を発揮しないらしい。


意味が分からない。


確か「才気煥発」は相手のすべてを見抜いて先読みをする必殺技だったはずなので、
自分以外の人が返すと予測が付かないとかそういうことなのでしょうか。

ともかく、そんな理由により、


天才財前くん、サーブ打ったらコート外。


天才とか意味ねえし。
てか、レシーブとかどうするつもりなのでしょうか、彼らは、一体。


そしてさらにわけ分からないことに、相手チームの行動を見て乾に同意を求める手塚。


データマン乾、サーブ打ったらコート外。


「お前のデータが取れればそれでいい」って、そもそもこの状況でチームメイトの
データを取って一体乾に何のメリットがあるのでしょうか。

趣味か…趣味だろうな…。



■百錬自得vs才気煥発

そして今週一番笑えるポイント。
正直最後の見開きだけでご飯3杯は行けます(嘘ですすいません)。
でも実際この見開きだけでここ最近のスサんだ気持ちが吹き飛ぶほど笑わせていただきました。

なにが面白いのかを上手く言葉では説明できないのですけれども。

(あえて言葉にするならダブルスなのに1人しかコートに立ってなくてしかも2人とも光ってるとか
いろいろあるのですが、どれも言葉にすると面白くないんですよね、不思議だなぁ)


やはり許斐先生は偉大です。


今なら胸を張って主張できる、そんな気持ちです。




『とらぶる』


えっちいのは嫌いです。


今週の「お前が言うな」大賞決定。





- - - - - - - - - -



今週は以上。

新連載3作品は今回ネタにしにくかったのでスルーしました。
てかぶっちゃけラルグラドもM&Yもユンボルもなんかごちゃごちゃしてて分かりづらいよ…。

疲れているときには、テニス様のように何も考えなくても笑ってしまう作品が一番です。


それではまた来週。



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kyouso

おはようございます♪
kyousoです(≧◇≦)ノ♪

■ワンピース
>罠の可能性のほうが圧倒的に高そうな展開
コレは間違えなく罠でしょうね!
ただ、この伏線を回収する時までこの話を覚えていられるか不安です(汗)

この間の伏線回収で最近は伏線作りが激しくて困ります_| ̄|○

■ナルト
>問題は命中するかどうか、だ。
私的には、、、どちらを模倣した技なのかが問題です!

元気玉 or 気円斬 ???
by kyouso (2007-01-31 09:23) 

常磐

kyouso様
返信遅れてすみません。
コメント&TBありがとうございます。

>最近は伏線作りが激しくて…
いや全くですね!
尾田先生は何気ないところにまで伏線を張り巡らせる一方で、
伏線かと思われるネタをあっさりスルーすることもあるので気が抜けません。
まあどっちにしても暴かれる頃には大方忘れてしまってることが多いのですが…。
by 常磐 (2007-02-04 22:03) 

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