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週刊少年ジャンプ27号感想 [WJ感想2009]


しゃにむにGO!@常磐です。


以前から漫喫でちょくちょく読んでいたのですが、先日「完結」の文字を見つけて思わず購入。
しかし家に帰る時間すらも我慢できず、その足で漫画喫茶に寄って1巻から一気に読破。


ひさしぶりにマジ泣きしました。


漫喫が個室でよかったと思った瞬間(電車で読まなくてよかった…)

もともと処女作「赤ちゃんと僕」の頃から読者を泣かせることに定評のあった作者ですが、
今回もまんまと泣かされてしまって…く、悔しいっ!(ビクンビクン)

ご存知ない方のために説明させていただきますと、この作品は少女漫画雑誌「花とゆめ」で
連載されていた、高校テニスを舞台に恋あり笑いあり涙ありの群像劇を描く青春スポーツモノ。
繊細な少女漫画らしい絵柄ながら、その試合描写は意外と骨太で、テニス様のような
トンデモ描写はないものの、テニスの楽しさや苦しさ、世界の壁の厚さなどは結構リアル。

技術やパワーよりもメンタル優先の、恋愛や家族中心の心情描写メインなのはまあ少女漫画
らしいところですが、高校3年間をみっちり使って延久とルーイの主役2人とその周囲が
少しずつ成長していく様はスラムダンクというよりはどちらかというと「帯ギュ!」系かな。

ここ最近の少女マンガには珍しく(?)性描写も一切ないし、ヘタな少年漫画よりもよっぽど
スポーツ少年漫画している作品ですので、昨今のトンデモスポーツについていけないという
人も、テニス様のようなトンデモ好きな人も読んでみて損はない作品だと思います。




…と、予定では軽い感想で前フリにするつもりだったのですが、いざ書き始めたら
思った以上に長くなってしまったので、この感想は改めて別エントリで書こうかと。
(といいつつ書かないことも多いので期待しないでください)


ここ数週のジャンプはどの作品もクォリティ高い気がする、今週のジャンプ感想です。



■■■週刊少年ジャンプ27号感想■■■


【巻頭カラー】『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

■実写版両津はシンゴー

…って普通にアニメ版の声もやっているラサール石井でいいんじゃ…?
もともとイケメン設定のデスノやルーキーズはまだありとしても、男臭さとワイルドさがウリの
両さんに、いくらコメディもいけるとはいえシンゴーはどうなんだろう…。

両作品の成功よもう一度と言いたいのは分かりますが、ちょっと無理があるような気がする。

せめての願いとして眉だけは繋げておいて欲しいところ。



■イケメンしかいないTVドラマ

そして今回の本編はそんな状況を皮肉ったのか、両津の役を中川が演じる
(じゃあ中川は誰が演じるんだ)というイカれた展開に。


製作者「いろんな人が見ていますので、その面ではちょっと…」
製作者「ドラマが好きなのは80%が女性だから
     女性層を取り込まなければいけない」
製作者「だからこの顔はいかがなものかと…」
製作者「忠実すぎるとギャップがあるのでドラマ的に演出」
製作者「(多少おかしくても使うのは)美形だからです」
製作者「ドラマではぶさいくな男は添え物」


というわけで、「添え物」として両津と部長が中川と麗子の担当に。
しかし放映された内容はほぼ9割がたが両津(中川)と部長(麗子)による
普通の警察モノに仕上がっていて怒りを爆発させる2人。

…うわー、これ狙って皮肉ってんならちょっとスゴいかもw

適度にこの製作姿勢に肯定的な感想を入れることで、表紙の慎吾に釣られて手に取った
ドラマファンの女性層(いるのかなあ?)やTVドラマ製作スタッフに媚を売りつつ、
その実某ハリウッド版DBなどに代表される「製作スタッフによる原作クラッシュ」は
こんな風に行われるんだよ
と暗に示すことで原作ファンに言い訳か。

別にキャストが決まったくらいでまだ放映もされてないドラマを批判する気はありませんが、
昨今のドラマの「とにかくイケメン出しとけ」的な風潮に批判的な層や
汚くてがめつい両さんを愛する原作ファン(最近は原作もアレですが)の不満を
多少は緩めようという意図はあったのではないかなあと思わせる内容でした。

まあ秋元先生が本気でこういう製作姿勢を賛美している可能性もありますけどね!
(なにせ上記の製作者の言葉は日ごろ両津が言っていることと合致するしなあ…)



■ハリウッドでクレイアニメ

そして結局「実写版こち亀」は、原作とは似ても似つかぬ「亀有ポリスラブストーリー」となり
両さんの体当たりの演技も、部長の必死の芝居も一切使われぬまま、無理に作った出番すらも
完全にカットされて終了、というある意味原作ファンが一番嫌がる展開に。

で、その結果に憤って企画をハリウッドに持ち込むまではいいのですが、
そのオチがクレイアニメによる”一応”全世界上映とは…
っていうか、


クレイアニメ馬鹿にすんな


と言いたい。

現実の造形物を少しずつ変形させて撮影し、映像を繋げて作るクレイアニメと言う手法に
かかる手間と時間が一体どれほどのものかを分かってやっているのだろうか。
(いやかつてアニメ製作関連で一ネタ描いた秋元先生が分かってないなんてことははないはず)

せめてそういうところを売りに自慢するならともかく、上映はインドとブラジルと日本だけ
しかも単館というあたり、明らかにクレイアニメ=B級以下と言わんばかりの扱いですか。
クレイアニメの説明をしている時間がなかったんだろうけどなんだかなあもう…。

つーか、正直なところ、いまさらこの作品をドラマでどう料理しようがなんとも思いませんがね。
ここ最近のエピソードの一つ一つが原作者による原作レイプだし。


いっそのことクレイアニメで初期のこち亀が見たい、そんな思いを抱いた今週でした。




『ONE PIECE』

■表紙連載『サンジの地獄(カマバッカ)からお気を確かに』


先週:出口のない島の冒険
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今週:すっかり乙女
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何があったんだサンジィィィ━━Σ(゚д゚lll)!!!!


せめて…せめてここにイワさんがいてくれれば…
きっとあんなキモい生き物じゃなくキレイな少女になることが出来ただろうに…(つд∩)

まあそれはそれで×××な人たちが喜ぶからこれで良かった…のか、な?

しかしいくらなんでも本気で身も心も乙女になったとは思いたくないわけで、
ヒールサンダルを持つ右腕に浮いた血管に彼の不本意さが現れていると信じたい。


信じたい。


…信じよう…


……信じさせてよ、尾田っち!。・゚・(ノД`)・゚・。



■黒ヒゲの目的

出てくるなりルフィを挑発するのは、やはりエース救出をさせないための時間稼ぎかと
思いましたが、あえて一撃をうけて能力の一端を見せつつ、しかしルフィたちの脱出を
止めないあたり、どうやら彼はインペルダウン自身に用事があるらしい。

彼のいう「数時間後」には本来ならばエースの処刑も完了し、戦争が始まっているはず。
そしてその戦争に参加しない場合は、彼はせっかく手に入れた七武海の資格を失うわけで。
果たして彼がインペルダウンで何を行おうとしているのか…?

一応考えられる可能性を挙げてみた
  1. インペルダウンを乗っ取って世界政府に宣戦布告
  2. レベル6の囚人をスカウトするため
  3. インペルダウンの囚人全員解放
  4. そもそもこの襲撃自体が世界政府の指示
うーん…どれもしっくりこないなあ…。

ところでラストの黒ヒゲの「毒だー!」は子供から見てもフェイクと分かる展開でしたね。
黒ヒゲが「あらゆるものを飲み込む代わりにダメージを軽減できない」ことは
今週のルフィとの戦いのシーンでも描写されてますし、その分とにかく痛がるのも予想通り。

仲間も毒を被っていることと、果たしてヤミヤミの力で毒を消滅させられるのかと言う点が
一抹の不安ではありますが、いくらなんでもここで黒ヒゲが終わるとも思えないので、
おそらくある程度のダメージは受けるものの能力で何とかなる自信があるのでしょう。

しかしヤミヤミの能力がワンピ世界における最終兵器”毒”までも克服できるとなると
「覇気」の登場で一気に株の下がった感のあるヤミヤミが再浮上する可能性もありますね。
(とか言ってて毒まで”覇気”で克服されたらどうしよう)

ルフィの陰に隠れてはいるものの、彼もまたワンピ世界の主役格の一人。
「海賊」サイドのライバルとしてふさわしい活躍を見せて欲しいものです。



■がんばれマゼラン署長

…とその前に、先週黒ヒゲがあっさり登場したことで、てっきりやられてしまったのかと思われた
シリュウですが、どうやら黒ヒゲと結託する形でインペルダウンの混乱にさらに一役買った模様。

おかげで各階層の通信も途切れ、外部への連絡も不可能となり、
サディーにハンニャ、その他獄卒獣がやられてしまった現在、インペルダウンに残る戦力は
実質マゼラン署長ただ一人にという状態に。

そんな一刻を争う状況ながらも、敵わないながらも彼らを相手に最後まで立ちふさがり、
ついに黒ヒゲの一撃で力尽きたハンニャバルにねぎらいの言葉をかけるマゼラン署長。


マゼラン「良くここまで持ちこたえた…
      後は任せろ、くたばるんじゃないぞ
      
おれの後任は、お前しかいないんだ


ここ最近彼らがカッコよすぎて本当に困りますね、敵なのに。

思えば「不死身のワンピ住人」すらも死に至らしめる強大な毒を操る反面、自身もその毒で
1日の半分以上はトイレに入っていなければならないという虚弱体質なマゼラン署長。

当初はそれをギャグの一種だとしか思っていませんでしたが、よく考えたらそれって
彼自身がその毒で常に死の危険にさいなまれているってことなのかも…?
そう考えると「後任はお前しかいない」という言葉にも急に重みが出てきますね。

さて、レベル2でもバギーたちの反乱が再開され、いよいよ脱出編もクライマックス。
なんとなくマゼランさんを応援したい気もなくもないですが、ここはぐっとこらえて
ルフィたちにはエース救出に全力を尽くして欲しいものです。


そしてサンジは気を確かに持ッテ!




『NARUTO』

■輪廻転生の術

自説が理解されたわけでもなく、具体的な解決策を得られたわけでもないのに
なぜかナルトの言葉に完全に懐柔されてしまったらしい長門。


長門「外道”輪廻転生の術”」


その言葉とともに木の葉の里跡地に奇妙な閻魔大王のようなオブジェが浮かび上がり、
口から大量のソーメンを吐き出しているような奇妙な光景が展開。

…っていやさあ、いつも大ゴマ批判している私が言うことじゃないけどさあ。
こういう大技のときは素直に大ゴマ使ってすごさをあらわすべきじゃないのかなあ?
何かこういうのが小さいコマで描かれてると何かものすごくショボく見えるよ…。


それはともかく。

そのソーメンがカカシやシヅネ、フカサクなど今回の戦いで死んだ人たちの体に刺さった直後
まるで夢から覚めたように起き上がる彼らの光景にはもう唖然とするしかない。

…なに? このご都合主義。



■予言の子は2人だった

そしてその状況を安全なところで水晶玉で見届けたガマ仙人が一言


仙人「予言どおりじゃ…
    ジライヤの弟子二人共が予言の子として交わり
    忍の変革を導くものたちだったとは思わなんだが」


いやまだ何にも変わってないし!

そもそも彼らには具体的なビジョンとか何一つもありませんから!
明後日の方向に暴走した1人ノープランのもう1人の意見を受け入れたところで
結局何が変わったというのか、せいぜい一つの小競り合いが終了しただけですが何か!?

だいたい「予言どおり」って何?
アンタ一体「何」を予言したって言うんだよ!
その予言はジライヤを編に悩ませた挙句、問題だけ残して殺しただけじゃん!

何かもう突っ込み所どころか、何もなさ過ぎて突っ込みようがない状況に
読んでるほうも「結局何が解決したのか」が全く見えないにもかかわらず、
表面上は「解決した」「ありがとう」で終わってるから解決してるように見える不思議!

ねえねえおじいちゃん、結局何が解決したの?



■がんばれサスケ

木の葉に始まり、我愛羅、サイ、そして長門までもがナルト教の信者となってしまった今、
ついに当初から出ているメンバーで入信していないのはサスケただひとりとなってしまいました。
もうヤツの布教活動をとめられるのはお前しかいないぞサスケ!

いやでも待てよ…ただでさえストーカー気味のナルトが、今回の長門の入信に自信を持って
さらにサスケ獲得のために暴走するようなことがあれば…?

うん、やっぱりサスケ、お前は逃げろ、超逃げろ。




『家庭教師ヒットマンREBORN!』

今週の入江クンの戦術指示が某ギアス1期の変態仮面ゼロ様みたいでちょっと惚れた。
本体がヘタレ指揮官ってところもちょっと似てるような気もするし。

しかしこの連係プレイも、今週ラストでツナの各個撃破が始まってしまったからには
もう終わりなんだろうな…残念です。




『BLEACH』

■スタークvs京楽

帰刃もせず、予備動作なしの虚閃と小刀だけでじりじりと追い詰めていくスタークと
同じく卍解どころか始解すらしないまま、のらりくらりと避けていく京楽。

某感想サイトで「彼らの賞賛のパターンが尽きたときが最期」と言っていましたが
今回もまさしくその状況でさすがにちょっと笑ったw

今のところこらえきれずに虚閃を出してしまったスタークが微妙に不利ですが
そろそろ賞賛の言葉も届かなくなってきた京楽もちょっと危険な感じ。

…OSR的にはここが一番緊張感のただよう戦いですね。



■真の卍解”氷天百華葬”

先週ラストの宣言に引き続き、自らのOSRを極限まで上げるために能力の説明を展開し
さらに「なぜ今まで使わなかった(使えなかった)のか」までを解説して過去の非OSRを取り戻す。
そして最後に「名を聞いておこう」というセリフでついに卍解までのOSRを確保。

対するハリベルも格好の攻撃チャンスである彼の説明シーンを黙って聞いてやり、
唐突とも思える彼の質問にも粛々と答えることで自身のOSR値をぎりぎりまで保持。


そして双方の準備が整ったところで――


日番谷「卍解”氷天百華葬”」


触れたものを瞬時に凍らせるという氷の華を頭上に降らせ、百輪の花が咲き終えたころには
相手はただの氷の華柱になって、その頃には対象の命は消えている、と告げる日番谷。

正直ルキアの袖白雪と規模が違うだけでどう違うのかは良く分かりませんが、
まあ華がでっかくてきれいというところが隊長としてのプライドか。

しかしこれってある意味水を操ることを得意とする彼女の周りに大量の水を集めてる
ということでもあるわけで…。

いくらなんでもこれで終わったりはしないですよね、ハリベルさん?



■がんばれ大前田

死神最速の砕蜂ですら間に合わず、腕を切り落とさざるを得なかったおじいちゃんの
”死の息吹”に、手加減されたとはいえなんとか逃げ切った大前田にちょっとびっくり。

おじいちゃんは「わざと遅くはなった」とか何とか言っていますが、ここで大前田相手に
手加減する必要は(普通にもOSR的にも)ないわけで、これはもしかするとおじいちゃんは
大前田相手には遅い”死の息吹”しか放てないのではないかという仮説を立ててみる。

ここで注目したいのが、彼の能力が「老い」であること。
これはけして彼自身が早いわけではなく、その能力によって相手を「老い」させて
スピードを殺すことで、本来届かないはずの”死の息吹”を届かせているわけで。

もともとスピードの遅い大前田相手では「老い」によるスピード低下の効果も砕蜂と比べて
落ちるため、結果的に彼女とほぼ同じ部分しか冒すことができないのではないだろうか。

…そんなことを考えてたら急におじいちゃんが愛しくなりました。
きっと孫とキャッチボールしてもいつもちょっとだけ届かないんだよ!
でも孫もおじいちゃんの力で老化してしまうからやっぱり届かないんだよ!

一体何の話をしてるんだ私は…。




『べるぜバブ』

ひたすら空回りする葵ちゃんと素晴らしくマイペースな男鹿(とベル坊)。
おそらく今まで登場した不良たちの中でも最強の攻撃をあっさりとかわした挙句
ベル坊のはしゃぎっぷりに勢いのままプロポーズ(違う)。

説明する必要もありませんがこの「この子の母親になってください」というセリフは
「おれ父親やりたくないから母親になって」という意味だと読者には分かっていますが
このシーンだけ見ると「おれと一緒にこの子を育ててください」としか取れないわけでw

うん、今後の展望も含めて今週は結構面白かったかも。

正直開始当初からあまりにも男鹿が強すぎるうえ、さらにベル坊の要素も加わることで
どんな相手でもワンパン終了というつまらないワンパターンにハマりかけていたのですが、
今回はその無駄に最強設定がいい方向に働いたと思います。

惜しむらくはこれも連載当初から一貫して変わらない展開の遅さか。
葵ちゃん登場シーンとか今週の大コマとか心の声とか、いろいろ余計なシーンを削れば
先週時点でこのプロポーズまで行けたんじゃないかなあと思ってみたり。




『黒子のバスケ』

日向は主将で誠凛の精神的支柱でアウトサイドからのポイントゲッター、
水戸部はその長身と長い腕を生かしたインサイドからのフックシュート。
その2人を攻撃の軸として伊月が「鷹の目」とも呼ばれる広い視野で相手の行動を予測しつつ、
パスやドリブルで相手の内部に切り込むことの出来る誠凛の司令塔。(小金井と土田は省略)

と、火神や黒子がいなくても、いやむしろいなくなったことで先輩達本来のプレイスタイルが
発揮され、彼ら1年コンビがいるときとはまったく違った強さを披露する誠凛に戸惑う正邦。

まあよく考えたら、1話の時点で「新設校で1年だけで決勝リーグ」に行った実力のある
チームなんだし、それがさらに1年間チームプレイを磨いたら、かつてボロ負けした相手にも
十分に対抗できるだけの強さになっている可能性はあるんですよね。
火神・黒子ラインがあまりにも強すぎて後回しになっちゃったけど。

しかし小金井が脳震盪で途中退場(何か前もこんなことあったような気が)した結果
主役の存在感を見せねばと4ファウルの火神に代わって黒子再出場。

ディフェンスの鬼と透明人間、果たして勝つのはどちらか。
できれば黒子クンには今までにない能力の遣い方で津川を翻弄してもらいたい。


それはともかく


黒子「借りがあるそうなんで返しに来ました、代理で」


と彼にしては珍しく意思のある瞳でキリッと(あくまで当社比)キメた直後のページで


越前「You still have lots more to work on...(まだまだだね)」


凶悪に無我った越前クンがいるのはどんなジョークですかSQ編集部。
「1/2の脱落戦(デスマッチ)」はどうみても死合(デスマッチ)にしか見えません!




『PSYREN』


■至高のチョキ

つーかエルモアの子供達かわええなあ…w
いやもう子供じゃないし年齢的にはアゲハ達より上のはずなんだけど
エルモアの許可が出て「やったー」と言ってる彼らがかわいくて仕方ないよ!

相変わらずツン全開のフレデリカにニヤニヤしつつ、いよいよネメシスQの本体のもとへ。



■碓氷と三宅

…って誰?

雰囲気からして碓氷がネメシスQの本体と言うわけではなさそうだし、
どこからどう見ても典型的な悪党面になんか見覚えがあるような気がするけど思い出せない。
かといって星将の危険だけどどこか能天気な感じとも違うし…。

うーん…本当に、誰?




『SKET DANCE』

■壊れてしまった特別な真理子

春先から3ヶ月くらいかけて描かれた過去編で、韓流ドラマばりの強引な展開と携帯小説並みの
お安い感動シーン(笑)を披露して、思い切り評価を下げたここ最近のスケダンでしたが。


ファンシーユンピョウター
壊れてしまった特別な真理子
その名前にそぐわぬ暗い背景と相反する能天気なパクリゲー
はばたいてぇ!
AからUまであるボタン(蓮コラかと思った)に凸字キー
キノコを食べると昇格したりキャリアアップしたり
ボス戦はエンカウント方式
コマンド64種類
凸字キーの本領発揮
強すぎるマリコ
微妙に引っ張る双子ネタ


と、ここ最近の鬱憤を吹き飛ばすかのようなトンデモネタ満載の展開を畳み掛け、
ラストには


アオリ「壊れてしまった特別なマリコォォォぉー!!!


と、読者もすっかり忘れていた4時間のタイムリミットを見事なオチにして終了。

いやあ久しぶりにスケダンで声出して笑いました。
前回笑ったのはスイッチの変な発明品のときだったからなあ…本当に久しぶりかも。

正直過去編は嫌いだし、今回こんな低い掲載順となったのも過去編が不評だったん
だろうと思えば「ざまーみろ」と意地の悪いことを思ったりもするわけですが、
こういう素直に笑えるギャグ回があるからやっぱり読むのをやめられない。

何か悔しいけど、まあいいか。




- - - - - - - - - -



今週は以上。


ところで今週は久しぶりに(何年ぶりだ?)アンケを出してみたいと思います。
いや特にイチオシの作品があると言うわけではないのですが、今回のアンケ最後の質問

Q.ジャンプに連載中の各漫画についてお聞きします
   以下の各質問について当てはまる作品を全て答えてください

  A.最近面白くなってきた作品
  B.最近つまらなくなってきた作品
  C.絵が上手いと思う作品
  D.絵が見にくいと思う作品
  E.キミの周りで最近話題になる作品
  F.キミがコミックスを買っている作品
  G.最近ほとんど読んでない作品


にどうしても答えてみたくなったもので。

基本的にアンケでは好きな作品3作にしか投票できないため、つまらないと思う作品や
読んでない作品についてはアンケートに反映できない
のですが、今回のこの質問ならば
最近特につまらないと思うあの作品やあの作品、悪くはないけど見難い、分かり辛い作品を
ピンポイントで投票できるので、これはぜひやってみようかと。

それにしても今回のはえらくストレートな質問ですねえ。
最近のジャンプは面白くなってきたから、どの作品をきったらいいのか編集部でも悩んでいて
あえてその評決を読者にゆだねようというつもりならちょっと面白いかも。

メインのアンケはとりあえずワンピ一択(1~3位ともワンピ)で行くとして、
「最近面白くなってきた作品」にはワンピとサイレン、黒子あたりにしようかな。
スケットやべるぜも今週に限っては入れてもいいけど、直前までがダメダメだったからなあ…。


他の項目に何を入れるかは…まあ、内緒です。


それでは。




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シン

サイレンの二人組は第一話でアゲハのテレホンカードを狙っていたニセ警官ですね。

やっと彼らの目的も明かされそうです。

最近の伏線回収はすごいし、面白くなってきたのでこのまま岩代先生には打ち切りを回避して頑張って欲しいですね!
by シン (2009-06-02 22:00) 

常磐

>シン 様

コメントありがとうございます。

第一話!? そりゃ覚えているはずないわw
ここ最近は特に面白くなってきて、掲載順も上向きになってきたけど
今度は物語自体がクライマックスに向かっているようでちょっと不安もあります。
岩代先生には描きたいことを全て描きつくしてもらいたいですね!
by 常磐 (2009-06-02 22:59) 

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