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週刊少年ジャンプ38号感想 [WJ感想2007]

ぶれぶれぶれぶれぶれまくって@常磐です。


「さよなら絶望先生」のアニメをようやくリアルタイムで観ました(第6話)。
ニコニコで初めて視聴して以来ずっと探していたのですが、U局だったんですね。
(やはり一般の民放でこのテの作風は無理か、たとえ深夜でも)

運良くMXTVがデジタル視聴できる環境にあったので、
親に隠れてリビングの大画面(というほどでもない)でこっそり視聴。

なんだか中学時代の甘じょっぱい思い出が想起されました。

さよなら絶望先生 特装版1 さよなら絶望先生 特装版1
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: DVD
  • 特典(予定)
      絶望デジパック仕様
      絶望エンドカード/カルタカード封入

新OPは4話からのため収録されてないようですが、
とりあえずEDのためだけに買い。


それでは居直れええぇぇぇってな感じで今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ38号感想■■■


【巻頭カラー】『アイシールド21』

■キッドの過去

あれだけの射撃能力を持ちながらも「1番」にはなれなかったキッド。
それは彼の実力の限界なのか、それとも心理的な問題だったのか。

必死になってやってるつもりでも、ある一点まで行くと冷めてしまうみたいな、
熱くなっている自分をどこかで冷静に批評している自分がいる、みたいな。
キッドの場合は「夢破れて傷つくのが怖い」からこその冷静さですかね。

いや別に悪いことでもなんでもないんですけど。



■キッド”破壊”

さて、ようやく長い眠りから目覚め、今度こそクリスマスボウルに向かって
闘争心をむき出しにするかに見えたキッド。しかし…

「怪物」の破壊力の前に破壊、そして黄金の腕、崩壊。

まるで古い電球のフィラメントのような、短い灯でした。

それにしてもいくらプレイ中の「事故」とはいえ、こんなに立て続けに相手選手を
再起不能にしても許されるスポーツなんですかね、アメフトってのは。
そりゃたしかに彼はきちんとルールを守ってプレイしているけど、あまりにもやりすぎな気が。



■勝敗は?

まあ攻撃の要であるQBがやられてしまえばあとはなし崩しでしょう。
来週あたり鉄馬と陸がそれなりの頑張りを見せるだろうとは思われますが、
彼らの勝つ可能性はほぼ0になったと言えます。

第一に、西部はすでに公式戦で泥門と試合してますしねぇ…
思えばその時点ですでに彼らの負けは決まっていたのかと思うと哀しくなります。

またカマセかよ…!




『ONE PIECE』

■飛ぶ斬撃vs飛ぶ斬撃

私は筋肉とか太刀筋とか、そんなことはまったくわからない剣の素人ですが、
これだけは自信をもって言える。


飛ぶ斬撃なんてジャンルはねぇ!!


しかもラストは「切断面から炎」とか、レーヴァテインですかゾロの刀は。

まあ尾田先生の描くチャンバラは、他のバトル以上に何をやってるかわからないですからね。
そういう意味では「まともな」戦闘描写を排除して特殊能力バトルに切り替えたのは
展開をスピーディにするための上手い手だったんじゃないかと考えることもできます。

よくわかんないけど格好よかったし。



■ゾロ勝利

先週のヒキではまるで敗北したかのようにみえたゾロでしたが、実は勝ってました、というオチ。
ゾロいわく、「勝負はつかなかった」らしいですが。

確かに燃えようが斬られようが何度でも復活のチャンスがある生身のゾロとは対象的に
一度肉体が燃えてしまえば回復不可能なゾンビは最初から勝ち目は薄かったというところか。
アンデットより不死身な生者ってどんなんだよw

今回は「最強の剣士」との一戦がたった1週で終わったことに一番びっくりしました。
最近のワンピは展開的にも神がかってきてますね。




『NARUTO』

■ストーカーの「理由」

さて、読者としても一番気になる、というか理解不能なポイント
「なぜナルトは抜け忍であるサスケを連れ戻すことにこだわるのか」について
ようやく突っ込んで質問してくれる人物が登場。

なにせ木の葉では誰一人としてナルトのその行為に疑問を持つものがいないわけで。
図らずもムヒョにおけるギンジの時のように、「良くぞ言ってくれた!」と思わず
手をたたいて喜んでは見たのですが、

その「答え」とは…


ナルト「兄弟だと思っているからだ!


うわキモッ!


よりにもよって実の兄弟の前でそう言いますか。

もともとは任務で組んだだけの班で(つまり仕事上の同僚もしくは戦友)、
それなりに友情っぽい絆を結んだ描写はあれど、最終的には道を分けた仲なのに。
さらに一部ラストでは壮大な殺し合いをしたほどの状況だったというのに。

兄弟か…兄弟…きょうだい……どっちが兄でどっちが弟のつもりなんだろ…

その告白を聞いたときのイタチの表情が「こんなのに付きまとわれて弟も気の毒に」という
兄の顔をしているように見えたのは私だけではないと思いたい。

てか、本当にキモい、キモ過ぎる。



■ようやくイタチとご対面

いろいろ紆余曲折ありつつも、ようやく念願のイタチとの再会を果たしたサスケとイタチ。
とりあえず会って真っ先に伝えることは「ストーカーに気をつけろ」という警告に違いない。


イタチ「ところでさあ、さっき俺お前のストーカーに会ったよ」
サスケ「ストーカー…ああアレか…」(げんなり)
イタチ「いきなり来て『俺とサスケは兄弟だ』とか言ってきやがんの」
    お前いつ俺のほかに兄弟できたんだ?」

サスケ「はぁ!?
イタチ「そうか…父さんと母さん…がんばっちゃったんだな…」
サスケ「いや違うし! てかアンタが殺したんでしょーが一族郎党!」
イタチ「そうだった…(ハッ)じゃあ浮気か、母さん…(涙)」
サスケ「そこから離れろーーーー!!」
イタチ「え、じゃあまさか…『穴兄弟』とか言うやつか?
    兄ちゃんお前をそんな子に育てた覚えは…」

サスケ「死ね!


新たな火種を呼びそうな予感。




『家庭教師ヒットマンREBORN!』

■リボーンの真の姿

さて、家庭教師として常にツナの側に立ちつつも、戦力としては常に中立なリボーン。
齢1歳にしてあらゆる学問、射撃技術にマフィアの心得をも修める実力の持ち主。

そんな存在自体のありえなさを「アルコバレーノ」という呪いに覆いかぶせて
むりやり存在している、といった感のある彼らですが、


どうやら「真の姿」があるらしい。



↑こんな感じか?


リボーン真の姿予想図…を描くつもりが玉砕_| ̄|○

考えてみれば10年前同じくらいチビだったラル・ミルチがあれだけ成長してるのだから
10年後リボーンはもっとたくましく成長していたんだろうな…

もう死んでるけど。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■絶対悪の実力

威圧感だけで普通の人間を圧倒し、地べたに這い蹲らせるだけの圧力を持ち、
ネウロをして「人間…なのか?」と言わしめるほどの存在感。

この世界での「人間」の定義は、こちらのそれとは著しく異なっているため、
ネウロの言葉を信用するほかはないのですが、それにしても異端すぎやしまいか。

今までの犯人はXも含めて「自分を変貌させて超常能力を得る」という点において共通しており
自身の変貌が他社に影響を与える、という次元には達してはいませんでした。
唯一の例外が「HAL」ですが、あれは電子ドラッグを使って内部から変貌させていただけで、
媒介となる電子ドラッグがなければほぼ無力な存在だったわけですし。

一切の媒介なしに相手を怯ませる能力とは一体なんなのか…


…と、ここまで書いてきて思ったのですが、単に彼が余りに恐ろしい存在だから
「人間の生存本能が立ち向かうことを拒否する」いうだけなのかも。

結局のところ、人間も動物ですからね。



■Xの正体

そして、あれほXが求め悩んだ、彼の「正体」がついに明らかに。


男「お前は私のクローンに改造を施したモルモットだ
  実験名は『験体11』
  出生は17年前
  出生時の性別は雌
  代理母は出産後に即処分
  生後5年間を強化ガラスの中で実験と成長に費やす」


クローン、改造、代理母は処分…
倫理や人権どころか、「人間? 何それ」みたいな行為のオンパレードですな。

しかしそれ以上に驚愕したのは、


出生時の性別:雌(メス)

出生時の性別:雌(メス)

出生時の性別:雌(メス)



メスだったのかー!!!



■ネウロはどうするか

もうすでにXどころではなくなった感のある警視庁舎屋上。

唯一の味方であったアイを殺され、驚愕の「正体」を突きつけられ、
ただでさえネウロにやられて弱っていたところにさらに風穴を空けられ、
力の差を見せ付けられ、とズタボロになったXとそれを見ているだけできないギャラリー。

なんとなく、HxHでポンズ死亡ポックル洗脳(文字通りの意味で)が連続したときの
あのどうしようもない絶望感を思い出しました。


この場で動くことができるのは、おそらく「絶対悪」とネウロだけ。
果たしてネウロは動くのか、それとも静観するのか。

ここ最近のネウロは盛り上がりすぎて逆に不安になります。




『テニスの王子様』

■記憶喪失

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

はじめの気が抜けたような表情に始まって、
笑顔でラケットをつつく姿とその表情、しまいにゃ「ボク」と来た時には…


はっきり言って、キモい。


てか正視できないんですけど…_| ̄|○



■原因と理由

跡部サマが「軽井沢で一体何が…」と言っていることからして、軽井沢での”何か”が
彼のこの状況を作り出した原因だと言うのはほぼ確実でしょう。

そもそも彼がなぜ軽井沢に行ったのかといえば、作品中では明示されてはいませんが
おそらく彼の父親が越前クンを「天衣無縫」に目覚めさせるための特訓をさせたのでは
ないかというのはだいたい予想できます。

それでは、軽井沢で一体何があったのか。


○予想1:「親父の天衣無縫に触れた影響」でおかしくなった

千歳の言葉を信じるならば、「天衣無縫」を開いたのは今までに南次郎しかおらず、
またその能力も桁外れに恐ろしいものらしい。

となれば、南次郎が彼の目の前で「天衣無縫」を見せたことで、彼の精神に何らかの
障害なり衝撃なりが残ってしまった結果、今のような状態になったと言うのが第一の予想。

この場合、記憶喪失というよりは別人格を作り出してしまった可能性も高そうです。


○予想2:「天衣無縫」を自身で発動した影響

「天衣無縫」とは辞書によれば
  • 自然な出来栄えで技巧をこらした跡がなく、完璧に美しいこと
  • 人柄などが無邪気で素直なさま
とのこと。

まあ「美しい」云々は主観の問題だから置いておいて、
「技巧をこらした跡がなく」は、他人の技を使いまくる彼の無我とは正反対のイメージ、
さらに「無邪気で素直なさま」に至っては…まあ自分の欲求に素直といえば素直なのかも
しれませんが、とりあえず彼のイメージとは合わない気がします。

とすると、「天衣無縫」を発動する条件として「無邪気で素直」な人格を生み出し、さらに
「技巧を凝らさない」ために過去の技術や経験を全て忘れたというのが第2の予想。

しかしこの予想が当たっていた場合、彼は今の状況のままで試合をすることになりそうな予感。


越前「お手柔らかにお願いします」
幸村「こちらこそ、よろしく」
越前「サービス、いきまーす」
幸村「ふふ…この線の中に打ち込むんだよー」
越前「わかりました…えいっ!」(超ツイストサーブ)
幸村「そーれっ!」(風林火山雷陰の「雷」)
越前「ほいっ!」(手塚ゾーン)
幸村「ふふふふ…」
越前「あはははは…」
幸村「ふふふふふふふふふふふふ…」
越前「あははははははははははは…」


パコーン パコーン パコパコパコ… ギュイーン…
ギャス ちゅどーん バリバリバリバリ ドギャーン パリーン…


菊丸「ふ…不二ぃ…怖いよ怖いよアレ…夢に出るよ…」
 .乾「一見緩やかに見えるがその実何という技の応酬…!
    すでにボールはおろか越前と幸村の姿さえ肉眼では捉えられん…」

二「手塚…これが『天衣無縫』同士の試合なのか…!」
手塚「………」(返事が無い、ただの屍のようだ)


こんな異様に気持ち悪い姿しか想像できないのですが。


○予想3:練習中に頭を打って記憶喪失

いっそこんなベタな展開も面白いかもしれない。
色々な意味で読者の予想を裏切ることしか考えてない、許斐先生の思考を予想することは
普通の人間には不可能です、と言うことで第3の予想。



■ゲームは継続中

例え照明がコートに落下してもエースが記憶喪失になっても試合続行、がテニヌの掟。
ダブルノックダウン状態になった部長や副部長を回収する間もあらばこそ。
何事も無かったかのようにダブルス2がスタートしました。

さすがCOOLなヤツらだぜ!




『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

珍しく両さんのマトモな顔から始まって、
いかにも「両さんらしい」発想で移動回転寿司を提案し、
超神田寿司がいかにも「老舗らしい」貫禄を見せ、
初仕事は大阪の小学校でのボランティア、
他人任せにせずシャリからネタから全てを両さんが仕切り、
80歳になる校長先生の思い出の味を再現し、
「これが…東京の味や」と涙する…


と、ラスト2ページまではいい話だったのに


最後の1コマで台無し。


てかぶっちゃけ春のキャラクターがひどすぎる。

「校長先生のため」というよりは中川に会いたいからと両さんにセッティングを頼んだり
呼びつけておきながら失礼な発現の連発など、はっきり言って邪魔なだけ。

ラストの「小学校の昼食会に利用」もどう見ても強制ボランティア臭いし…
2500万円の投資は無事回収できるのかが気になります。




『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』

■ティキの動機

また逆恨みかよ!
また魔法律教会がらみかよ!

とりあえず西先生はもう少し動機の点を練ったほうがいいと思う。
これならまだネタとして消化(昇華)できるだけネウロの犯人たちのほうがずっとマシです。

まあ彼らの恨みの発散場所は主に魔法律教会とその周囲に限られているので、
一般社会には迷惑をかけてはいないのが唯一の救いか。



■エンチューの決断

たとえティキの横槍が無かったとしても、ムヒョを恨む気持ちに嘘は無いのだから
禁魔法律の力を駆使してムヒョに復讐を遂げる…くらいの事をやるかと思いきや、


あっさり絶望しちゃったし。


思い返してみると今回のエンチューは、登場するなりキュラさんに捕獲されるわ
ようやく復活したかと思えばティキに乗っ取られ、最後は追い詰められて自殺未遂と
本当にどうしようもないヘタレでしたね。

ここまで話を引っ張ってきたティキもやられるときは一瞬。
このまま召還し続けるとムヒョの体がヤバイ、と言っていた魔王もあっさりティキを捕獲して
地獄の世界に帰ってしまわれました(肉体の契約とかどこ行ったんだ)。

絶望した! 今までの伏線を全て破棄する展開に絶望した!



■エンチュー改心

そして今週一番萎えたのがこれ。


エンチュー「憎しみ、もう無いんだ…」


はいはい肉しみ肉しみ。





- - - - - - - - - -



今週は以上。

そういえば、「夏はもう行かない」とか言うわりに、日曜日もビッグサイト行ってきました。
「タルタロス劇場総集編2」だけ買ってすぐ帰りましたが。

炎天下の中歩き回ったせいか、何か頭が痛いです。
目もしょぼしょぼする…

それでは、そろそろ「絶望先生」のアニメがMXで始まるので落ちます。
また来週~。




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コメント 2

榎シバ

予想図のリボーンが可愛いです。超かわいい。
by 榎シバ (2007-08-21 18:15) 

常磐

>榎シバ様
ありがとうございます!
てか似せる気なくてスンマセン!
by 常磐 (2007-08-21 19:39) 

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