SSブログ

週刊少年ジャンプ36・37号感想 [WJ感想2007]

暑い暑いとにかく暑い@常磐です。


昨日ようやくコードギアスの24・25話見ました。
詳しく書くとネタバレになるので避けますが、


ありえないほどにオレンジでした。


美味しいところのほとんどを持っていきよったー!
アニメスタッフの尋常じゃないほどのを感じました(かなり歪んでますが)。

しかしやっぱり完結しないのか今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ35号感想■■■


【巻頭カラー】『BLEACH』

■ようやく決着

伝家の宝刀「回想」に思いのたけを込めて最後の一撃に挑んだグリムジョーですが、
残念ながら状況的にも展開的にも一護の気合の前には及ばず、あえなく敗北。
そればかりか、気絶し落ち行く身体を受け止められ、やさしく地面に下ろされるというオマケ付き。

うーん、これはちょっとどうかと…。

回想でのグリムジョーの境遇に同情したということなのかもしれませんが、
彼にとってはこういう行為こそが最大級の侮辱なのではないかと思わなくもない。
そして今の状況もそんな甘いことやっている場合じゃない。

天下一武道会じゃないんですから!
殺し合いなのよね、コレ。



■ようやく織姫奪還

多少の寄り道や紆余曲折はあれど、どうにか当初の目的である「織姫奪還」は果たした一護。
とはいえ、散り散りになった仲間を見捨てるわけには行かず、そのまま探索続行。

まあこれは仕方ない。
仕方ないが…やっぱりこうなったか、という脱力感は否めません。

そういえば雨竜レンジはどうなったんだっけ…
ルキアは生きているのかなぁ…
そのうち12隊長とか来そうな予感が…

あれ? 誰か忘れてね?



■またも横槍

もともとはウルキオラvs一護の戦いに横槍で参戦したグリムジョーでしたが、
今度はその試合(もう戦いって感じじゃないし)にまたも横槍が参戦。
しかもグリムジョーとの和解(?)の直後に。

あ…なーんか嫌な予感がする…。




『ONE PIECE』

■本体発見

ゴーストラップによる”衝撃”で全身ボロボロになりながらも
そげキング(自己暗示)の力により見事ベローナの本体を見つけ出したウソップ。

普通なら無防備な肉体に一発「火炎星」でもブチかましてボロボロに…と考えるところですが、
そこはさすがにワンピース。相手が一応「女」ということもあり、とりあえず解説から。
ベローナもさっさと戻ればいいのに律儀に会話に付き合うあたりもワンピらしい展開。

そんな微妙な間を狙ってすかさず


ウソ「必殺”大爆発”星!!


本気で焦るベローナの表情に、おいおいちょっとそりゃないんじゃないの?…と思いきや、
ウソップの弾丸は彼女の身体を外れ、しかも不発

あれー?



■ウソップ絶体絶命?

その隙を突いてベローナが超特大のホロウを出してウソップを牽制しつつ、自分の身体へ。

超特大のホロウはそのままでは触れることも避けることもできないうえに、
衝撃だけなら四肢が吹き飛ぶほどの威力というからおそろしい。

ここまで書いて気づきましたが、これってジョジョ4部のキラの空気爆弾と似た感じですね。
「目に見える」という点が違いますが、動きをコントロールした上に威力やタイミングまでも
思いのままに操ることができるのなら、もう「最強」と言ってもいいかも。
(まあ一番の問題は、不死身の彼らが「爆発」程度で死ぬのかということですが…)

しかし、今回のウソップは一味違いました!

絶体絶命の状況においてもなお冷静に
”衝撃”がはじける瞬間を狙い「ダイアル」に衝撃を吸収
そしてそのまま向かってくるベローナの援軍に「インパクト」で一撃!

さっきも書いたとおり、ウソップはホロウ自体には触れることもよけることもできません。
つまり”神風ラップ”の衝撃を吸収するには、特大ホロウの攻撃する一瞬のタイミングを狙って、
インパクトダイアルの吸収面をホロウに向けなければならないと推測されます。

そのタイミングのシビアさは、例えるならば高速で回転する扇風機の羽を素手で掴むような…
いやそれよりも飛んでくる弾丸を弾丸で跳ね返すような…よく分からなくなってきた。

とにかくすげーぜ、ウソップ。



■必殺”黒光り”星

さて、首尾よく身体に戻ったはいいものの、不発と思われた「大爆発星」が実はトリモチで
肉体の自由を完全に奪われてしまったベローナ(こう書くと結構微妙だな)。

状況的に完全に優位に立ったウソップですが、いくら何でも少年誌の見本のような
ワンピースで「女」をフルボッコにするわけにも行かないだろうし、さてどうするかと思ったら。


ゴ○○○星。


↑名前書くだけで私がダメージ受けるのでこれで勘弁してください。
トリモチで一切動けないところに大量の○○○リが這い回るって…うああいやだいやだいやだ。

平気な人には笑い事で済むのかもしれませんが、多分ベローナ様以上にアレが嫌いな私には
このページは見返すのもダメなくらいにはダメージを受けました。



■ウソップハンマー特大版”ゴールデンパウンド”

トリモチとゴ○○○のダブルパンチで完全にパニックに陥ったベローナ。
幽体離脱も助けを呼ぶことすら忘れて、ひたすらウソップに助けを求める姿は哀れさすら
そそります(気持ちはよく分かる)。

そんな状況に追い討ちをかけるかのような、ウソップの「10tハンマー」。

実際のところ彼がそんな力を持っているようには見えないし、どこから出したんだという
問題を考えればそれがハッタリだということはある程度想像がつくと思われますが、
「インパクトダイアル」の力で「実は強いのか?」と思わせる布石を準備した上に
パニック状態ですでに冷静な判断力を失っているベローナが相手となれば、


結果:泡吹いて気絶


は誇張でもなんでもなく当然の結果でした。



■騙してスカしておどかして

今回のウソップのバトルは予想以上に、いやはるかに面白かったので満足満足。
無抵抗の「女」を結局(肉体的には)一切傷つけることなく勝ったわけですし、
その攻撃手段がウソップお得意の「ウソ」と「ハッタリ」だったというのも高ポイント。

いくらなんでも「ネガティブ」という要素だけで勝ったらさすがにつまらないですしね。

ウソップが最後まで冷静だったのも、パニック状態のベローナと対比させて
今回の勝利が読者にもすんなり受け入れられたのでGJ。


まあ、個人的にはゴ○○○がオモチャだった点が一番の救いでしたが。




『家庭教師ヒットマンREBORN!』

■ツンデレ(?)ヒバリ

ツナと再会した直後はそれなりに機嫌も悪くなさそうだったのに、ビアンキやフウ太が
参加して情報提供者が増えた途端「もういい!」と帰ってしまったらしいヒバリ。

…単に拗ねてるだけのように見えるのは私だけでしょうか。



■集まる情報

あいかわらず状況の説明はないままに進んでいくストーリー。
まあこの非常事態ではのんびり今の状況を説明する方が無駄なのかも知れませんが…

とりあえずわかったことまとめ
  • リボーン、ツナは「この時代」ではすでに死んでいる(確定)
  • 風紀委員は稼動中
    (ただしヒバリ本人はそこを拠点に世界中を飛びまわっているらしい)
  • ミルフィオーレ日本部隊は2名
    (つまり残るは入江部隊のみ)
  • 敵のアジトは並盛地下ショッピングモール(とことんご近所なのね)
とりあえず目的がはっきりしてきたのはいい傾向。



■新しい家庭教師

敵のアジトも判明し、次はいよいよ乗り込む…ために強くなる修行。
よく思い返してみるとリボーンって、修行→戦い→修行→戦いと少年漫画の王道パターンを
何気に堅実に実行しているのだなあと改めて実感してみたり。

ともあれ、ツナ・獄寺・山本にそれぞれ家庭教師がついての特訓開始。
山本にはリボーン、獄寺にはビアンキ、そしてツナには…


ヒバリ「気を抜けば、死ぬよ
    
君の才能を こじあける


ヒバリキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

思いもよらなかった(わけでもないけど)組み合わせにちょっとビックリ。
「群れるのは嫌い」といいながらも特訓に協力してくれるツンデレっぷりが
さっきの拗ねて帰った後ろ姿と妙にマッチしてて面白い。

10年の歳月はヒバリでさえも丸くさせるのですね。




『銀魂』

最近の銀魂は「シリアス展開になっちゃう病」にでもかかってしまったのだろうか。
それとも「気付いたら長編になっちゃう病」ですかね?

一話~数話完結の単発モノはネタの枯渇の恐れがあり、作者の命を削るとは聞きますが、
今回の話は単発ギャグネタ一本で乗り切ってほしかったなぁ、とちょっと思ってみたり。


と思えばラストでいきなりギャグになったりするから侮れない(例:宇宙坊主)




『NARUTO』

■ようやく役立ったカリン

カリンは「感知・探索型」の能力者だったんですね。
「隠れ忍ぶ」忍者にとってはなくてはならない能力ということになりますが、
そもそも見つかったのも彼女の体についた匂いが原因だしな…。

仮にも探索型なら自分のニオイには気をつけろ、と言いたい。



■「サスケのニオイ」の本当の理由

木の葉の探索をくらますため、鳥にサスケの匂いをつけて拡散させようと提案するカリン。
それ自体は別にまともなもので、特に問題はないのですが…


カリン「前に来てたサスケの服だ
    
汗の染み付いたこの服で…」


って、どうりであっさり感知されるはずだ!!
てかサスケ本人より臭うんじゃねーのそれ!?

いろんな意味で「探索型」としては人選を誤ったような気がします。


がんばれ、サスケ。



■ナルト、イタチと接触

相変わらずノーリスクで便利な「多重影分身」で四方八方に散ったサスケのニオイを追うナルト。
そのうちの一人が、サスケにとってのラスボスであるイタチに接触。
しかもイタチもナルトに気付いた様子。

次号、タイマンとなるか話し合いとなるか。
どちらにしてもサスケにとっては嬉しくない状況ですね。

とことん報われない男、サスケ。




『D.Gray-man』

■クロス元帥ようやく登場

いやー長かった。
引っ張って引っ張って引っ張って一体どんなタイミングで登場するかと思ったら。
こんな形での登場ですか…。

いやこの際誰であろうと構わない。

とっとと決着つけられる人が出てくれるに越したことはない。
「元帥」という名前がすでに地に落ちて久しい今日この頃ですが、
ぜひともクロス元帥にはその強大な力を披露してさっさとこの状況を打開してもらいたい。

そして今度こそ話の続きを…!




『さむらいうさぎ』

■百両の返済

前回の果し合いからうやむやになっていた感のある借金問題ですが、
どうやらうやむやにする気はなかったようで一安心。

とりあえず貧乏サムライに百両という金額がどういうものかはわかりませんが、
当時は「10両盗めば死罪」という法律があったわけで、単純計算してもその10倍の
価値があると言うことになります。

「江戸時代はみんな赤貧生活だった」という認識が一般的なようですが、
ある江戸時代の一般市民の生活について書かれた本によると、よっぽどの飢饉でも
おこらない限り、比較的皆生活そのものは問題なく行えるような状況だったそうです。

衣料品などの生活必需品の価格がかなり安く押さえられており、
住環境にしても長屋暮らしのランクがあるものの、いわゆる「家なし」は少なかったらしいし、
食料品についても贅沢さえしなければ餓死するほどの窮乏には陥らなかったとのこと。

「赤貧」は確かかもしれませんが、そこそこ相互自助の発達した
当時の世界から見ても比較的豊かな時代であったという話です。


話はそれましたが、とにかく「みんな貧乏」に近い時代だったのかなあと思ってみたり。
だからこそ百両などという金を果たしてごっちんがどうやって用意するのか。


それなりに説得力のある解決策を期待します。




【特別読切】『クレイモア』

■幻影のミリア

前回は「微笑みのテレサ」の過去の話でしたが、今回はミリアさんのお話。
まだ彼女がナンバー17の頃の話です。


…あれ? もう終わり?


かつて共闘を語り合った仲間が覚醒者として姿を見せ、彼女を殺してしまったことに
絶望したミリアが覚醒しかけ、それが原因で彼女は組織から危険視されることになる
…という、本編を読んだ人ならわかるエピソードですが。

これだけ読んだ読者にはまったく理解不能だろうなぁ…


個人的にはオフィーリアの再登場が嬉しかったり。
意外と好きです、あの性格。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■気持ちの悪い感覚

弥子を利用してネウロを惑わせ、ネウロを「箱」にしようとしたXの計画は、
大方の予想通りネウロの圧勝に終わりました。

助け出されたはずの弥子。
追い詰めたはずのX。

せいぜいが屋上で一問答あって、結局はXが逃げおおせて終わるだろうと
その程度の楽観的な展開を予想していたのですが―――



■アイ、死亡

屋上には脱出用のヘリが用意されており、当然のようにアイが待機中。
何気ない会話を交わしつつも、全幅の信頼を寄せているような会話に和むXとアイ。

しかし、下の刑事らと話すために一瞬目を逸らした瞬間。


こめかみを撃ち抜かれ死んでいるアイの姿が


よく考えてみたら、いわゆる「被害者」を除いて、ネウロで人が死んだのは初めてかも。
電子ドラッグの中毒者も、ネウロのあれだけの攻撃を受けても死ななかったし、
至郎田やライス、噛切り美容師も無事じゃないけど生きてるし。

それだけにこの状況における「アイの死」はインパクト絶大でした。



■アンドリュー過去

笹塚や笛吹との会話から想像するに、見ても相当なトラウマを抱えているだろう
アンドリューとXとのエピソードですが……


穂村「…だってコレ頭と内臓しか残ってないじゃないスか
    逆によくこんな状態で生かせるもんだと感心しますわ」


うわあああああああ。
見えないのか見せられないのかは知りませんが、かなり悲惨なことになってるのが
容易に想像できてしまう自分の想像力がいやだ_| ̄|○

「ベルモンド」の拷問と違って一切回復不可能なダメージを受けてるだろうと思うし、
あの「笑い」に至るまでに一体どれほどの苦痛を与えたのかと想像するだけでも
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

そして最後は生きたまま皮を剥がれて殺されたのか…



■真の「悪」

穂村の言う「絶対悪」はやはりXではなかった。
Xを前座扱いし、圧倒的な迫力で登場した「アンドリューだったもの」

物言わぬ肉塊と化したアイと、動けないX。
一般人代表笹塚と、何だかんだいって彼らと関わりの深い弥子。
そして、ネウロ。


こんな状況で来週は休刊日なんて…正直キツすぎです。




『テニスの王子様』

■小学生真田

ラケットを弾かれつつもボールを返した手塚に、
コードボールを追う真田。

しかし完全に足がイカれて動けない真田の脳裏に去来したものは、
3年前、彼らが小学6年生のときに初めて出あった日のことだった―――



…小学生!?


手塚も幸村もギリで小学生といっていいと思いますが、
これ…すでに加齢臭漂うオッサンの匂いが.するような気がしてきます。
ちょっとカワイソウ。

あと、許斐先生、幸村に、無駄に、気合い、入っとる。



■向こうに入らんかー!

回想はともかく、今週の試合経過としては、


コードボールを挟んでお互いに雄叫びを上げて、
最後は真田の
「向こうに入らんかー!!」という気合に
ボールは手塚側のコートへ…



工エエェェ(´д`)ェェエエ工


仮にも全国大会決勝のS3がそんな終わりでいいの?



■また負けた

いくら強敵との試合が多いとはいえ、また負けた手塚。
いや実際のところ全国大会では4戦3勝1敗とほとんど勝ってはいるんですが、
氷帝の樺地戦ではギリギリ勝利、他は格下相手、とどうにも微妙すぎて…

しかし思い返してみれば、彼の試合は「手塚でなければ」勝てなかったと思われる
相手がほとんどですので、そういう意味では彼は立派にチームの一員としての
役割を果たしていると言えなくもない。

どちらかというと最強の敵と戦って共に果てるメガンテ要員という気もするけど。



■真田勝利

そして一番以外だったのがコレ。

何せ彼は関東大会決勝で一年生に負けてますからねえ…。
確かに「無我」を使えるのに出してなかったとか、相手が主人公じゃ分が悪すぎるという
こともありますが、「立海のヘタレ皇帝」のイメージがどうしても抜けなかったわけです。

しかも氷帝戦では「このまま戦ってたら負けていたぞ」とか言われていたし。
だから今回、真田がガチバトルで勝ったことには驚きを隠せません。


まあ、決め手が「気合い」というあたりはいかにも真田らしい勝ち方ですけど。




『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』

■ムヒョvsティキ、ついに決着?

エンチューを動揺させ、同調が崩れたところを魔王の手で引き剥がし、
どうしてもはがれない部分をロージーの業洗刀で切り落とす、と見事な連携プレー。

これで今度こそティキ戦は決着、ですかね?



■エンチューとの確執

それにしてもムヒョまでもエンチューを救う気持ちがあったんですねえ。
まあ彼は口には出さないだけで、結構他人のために努力する人だって事は知ってますけど。

確かにこのまま飲み込まれてしまうよりも、正気に戻して罪を償わせるのが
魔法律家として正しい道なのかもしれません。
ただ、裁くのが魔法律教会ってあたりが微妙なのですが。



■エンチューはどうするか

そして、結果としてムヒョとロージーに助けられる形となったエンチュー。
いやムヒョロジだけではなく、ペイジもヨイチもビコもみんな「エンチューを救うため」に
今まで努力してきたわけで、この状況を受けて彼はどうするのか。

改心するのか、憎み続けるのか。
自殺するのか、一人でも戦い続けるのか。

いずれにしろ、エンチューがあっさり改心して
みんながあっさりそれを許す、という展開だけは無しにしていただきたいものです。


何もかも無視してムヒョを殺しにかかってくる展開を期待。





- - - - - - - - - -



以上。

今週のジャンプはやけに分厚かったですね。
とはいえ読むのにかかった時間はいつもどおりでしたが。

7日追記:アニメ「さよなら絶望先生」に気を取られて、ステータス「下書き」のままで
      終了していたことに気付く_| ̄|○

せっかく珍しく月曜日に書いたのになぁ…
まあいいか。

それでは。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0