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週刊少年ジャンプ35号感想 [WJ感想2007]

ちっちゃなデスクに島流し@常磐です。


朝イチの席替えでいきなり小さいボロ机に移動させられ仕事中。
しかも全員ではなくウチのグループ(4名)のみだというからタチ悪い。
え…これなんてイジメ?

それはともかく、昨夜は「コードギアス」の24、25話放映日でしたね(@東京)。
まさかあの人があんなことになってラストはあんな形になるなんて…

…ってまだ観てないのバレバレですねー今週のジャンプ感想です。





■■■週刊少年ジャンプ35号感想■■■


【巻頭カラー】『NARUTO』

■巻頭カラー

最近新連載を除くとワンピとナルトだけで巻頭カラーを回しているような
気がするのは気のせいでしょうか。

まあ最近は上位陣の浮き沈みも激しいし、安定して上位を維持しているのは
実質この2作品くらいのものだからということもあるんでしょうけどね。

個人的にはナルトの上位安定が不思議なところですが。



■サスケサイド

仲間の性格破綻っぷりにちょっとサスケが気の毒になってきました。
そういえば彼を追いかけているメンバーも立派に性格破綻者でしたっけ。

まあサスケもサスケで私怨に周囲を巻き込んでいるはた迷惑なヤツではありますが、
他のキャラクターと比べるとまだマシに見えるから不思議なものです。

あれ? なんか私サスケ応援してる?



■ナルトサイド

「成長したな…さすがは○○だ」久しぶりにキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
しかし本人よりもその一族のほうを褒めているみたいで微妙な感じ。

てか「うちは一族」といい「犬塚家」といい、この世界では血筋の方が
能力そのものよりも重要視されてますね。

その割には火影に血筋とかあまり関係なかったりするし、よく分かりません。



■黒幕はトビ

まあアレであっさり死んだらあまりにも登場した意味がないですから
何かあるかもとは思っていましたが、何と黒幕ですか。

しかも「うちはマダラ」

また「うちは」か…。

思うに、特定の一族のみを冷遇したり優遇したりする木の葉の風習
こんな困った一族を生み出してしまった一つの原因ではないでしょうかね。



『ONE PIECE』

■ベローナの真の力

何の仕掛けもなしに宙に浮き、身体を巨大化させ、ウソップの体内に手を差し入れて
「心臓を潰す」と脅しをかけるベローナ。

どことなくベルモンドの拷問と似た雰囲気を漂わせるベローナの攻撃に
読んでいる私も今度こそヤバイんじゃないかとひやひやしました。

たとえ手足を何本折られようが腹を刺されようが毒を飲まされようが火だるまになろうが、
数時間経てば後遺症すらなく完全復活しそうな彼らですが、それでも
「心臓を潰す」という行為には彼らでも本当に死ぬのではないかという緊張感があります。


ワンピの戦闘で緊張感を感じたのは久しぶりかもしれません。



■ベローナの攻撃

さて、「心臓を潰す」はハッタリでしたが、攻撃不可能な状況に翻弄されるウソップ。
しかし触れられないなら攻撃もできないだろうというウソップに、「ゴーストラップ」で
攻撃を仕掛けるベローナ。

さらにただのマスコットかと思われたクマシーも、見た目に反して熊以上の腕力をもつ
ベローナの「攻撃手段」として大活躍。

やっぱりベローナ様最強。



■そげキング復活

そんなベローナ様に手も足も出ないウソップでしたが、
無敵のヒーロー「そげキング」に変身することで、間一髪クマシーの浄化に成功。
さらに別人格「ウソップ君」との自問自答で何とか自分を落ち着かせる事にも成功。


そげ「落ち着け! 戦うんだウソップ君!」
ウソ「うるせェもうダメなんだ俺なんか もう勝てやしねえ」
そげ「そんなことはない君は必ずやる男だ」
ウソ「何か根拠でもあんのか!?」
そげ「ない」
ウソ「ねえのかよ!!(ガビーン)


傍から見ると単なる一人遊びの延長にすぎませんが、
実際のところ絶体絶命の状況でこれだけのことを考えられるというのは冷静な証拠。

その証拠に、彼女のいままでの行動を振り返って不審な点を洗い出し、
見事彼女の本体を見つけ出すことに成功。


すごいぞ、そげ(ウソップ)キング!



■ホロホロの実の能力

それにしてもこの”ホロホロの実”の力ってのはすごいものですね。
自身の体内から「ネガティブホロウ」を生み出し、相手の闘争心を完全に削ぎ落としたうえで
本体を隠しつつ絶対防御を実現し、「ゴーストラップ」で直接攻撃もできる、と。

自然系の反則臭さを除けば、実質いままでで一番強力なのではないかと思えます。

また、実の力だけでなくベローナ自身がその能力を使いこなしていることも重要な要素。
こういう直接的な攻撃力ではなく「強い」という能力はいろいろな小細工が期待できるし、
戦う相手にもそれなりの戦略性や判断力が問われ、読んでいてもワクワクします。


次号、彼女との決着がどうつくのか、楽しみです。





『家庭教師ヒットマンREBORN!』

未だに状況が見通せないままではあるものの、続々と集まってくるボンゴレファミリー。
相変わらず不安な状況は続いていますが、少しずつ足元がしっかりしてきた感じ。

それにしてもフゥ太は10年でずいぶんでっかくなりましたね。
よく考えてみれば当時10歳前後だったはずだから現時点(10年後)では
ツナたちより年上になっているのか…そう考えると10年の月日は重いものですな。


そろそろ真相が明かされることを期待。




『エム×ゼロ』

■ピンチをチャンスに

女子だけが利用しているプールに(不可抗力ながら)侵入してしまい、
しかも逃げ場は水中のみの絶体絶命のピンチに陥ってしまった九澄。

かつて「とらぶる」で見たことのある展開にネタかぶりの危機を感じつつ、
どんなオチが待っているかとドキドキしながらページをめくると


水 竜 巻 発 生 !


オイオイまさかオチまで一緒かよ…と不安が一気に増大した瞬間でしたが
とらぶるとは違い、魔法の暴走により一気に被害者続出大惨事、の危機に。
とっさに隠れることも忘れて彼女らを助けるため、水渦の中心へ。

そして華麗(?)に女生徒たちを救出したのち、魔法を解除させる大活躍。
相応の苦労はしたとはいえ、男としては理想のシチュエーションですな。


九澄の株、いっきに急上昇。



■オチ

しかしいくら活躍したとはいえ、女生徒だけのプールに勝手に侵入したという
事実は消えないわけで。
そのへんどう言い訳するのかと思いきや。


何とあっさり許されちゃった


よくよく考えてみたら九澄の学園生活の9割はハッタリと誤解で成立してたっけ…
今更この程度のトラブルなど、トラブルのうちに入らなかったということでしょう。
微妙に納得いかないけど。

それにしても今回の許され方や、ラストのパシリっぷりから判断するに、
校内で彼を「男」として見ている女生徒はほとんどいないようです。
ここに観月でもいれば多少違いもあったかもしれませんが(ちょっと残念)。

ところで学校のプールでオイルはダメだろ、オイルは。




『テニスの王子様』

誰が名づけた「手塚ファントム」や、いちいち技名を名乗って手の内をさらけ出す真田など
突っ込みどころは多々あれど、なんとなく熱さと勢いにごまかされた感じ。

思い返してみれば、手塚の試合はなぜかいつも無駄に「熱い」気がします。

公式戦で初めてテニス描写があった跡部戦では「まだ試合は終わってない」と叫んだし、
比嘉中戦では相手方がとにかく熱くなったし、対樺地戦ではあまりの熱さにスコールが。
…まあ、一人ダブルスはよく分からんうちに終わってしまったので何ともいえないですが…

そのへん、いかに「熱い」試合を演出していても根底にCOOLのある越前クンとの違いか。


てかよく考えなくても手塚って結構印象深いわりには試合数少ないよな…



しかし、こんなに「熱い」この試合も、はたから見ると
「双方一回ずつラリーした後、真田がアウトになって終わり」な状態なわけで、
普通の人から見れば「何だこのヘタクソは」と思うことでしょう。

テニヌをテニヌとして観戦するためには、
  • オーラが見えること(最低限)
  • 流血は覚醒のための必須要素ととらえる
  • 急にシングルスがダブルスになっても動じない
  • 急にダブルスがシングルスになっても動じない
  • どう見ても年齢詐称している中学生がいても気にしない
以上までが最低条件で、さらに全国大会レベルを観戦するとなれば
  • オーラの質が変化したことを感じ取らなければならない
    (左腕のみに集中、頭がキラキラ、など)
  • 流血はOKだが、骨が折れたら終了という理不尽に耐える
  • 照明が降ってきても試合続行するが、雨が降ってきたら試合中断
  • 「見えない打球」をきちんと「見る」ことができる
  • ワシの波動球は108式まであるぞ
というところまでを要求されます。
つまりあそこにいる観客およびチームメイトは、それらを全て満たしたエリートということに。

特にジャッジを取る審判の能力は計り知れません。
何とも恐ろしいスポーツです。




【センターカラー】『SKET DANCE』

■普通に面白い

…のですが、何となく感想が書きづらいんですよねこの作品。

しかし限定フィギュアのチョイスとか、オタク男子高生の微妙なリアルさとか、
細かいネタやチョイ役のキャラクターにも手を抜いていない、意外な緻密さを鑑みるに
今後もそれなりに安定した面白さが期待できると思われます。

上手いことはっちゃけられる瞬間を期待しつつ、見守っていく予定です。



■捏造、ダメ、絶対

嘘つくつもりじゃなかったのに結果的にそうなってしまって、
今更ウソだと取り消せないことというのは結構あるわけで。

ただの冗談レベルから新聞・テレビの誤報、果ては国家レベルの問題まで、
不可抗力に関していちいち問い詰めるほど暇ではありませんが…


捏造だけは、ダメ、絶対。


これ、約束です。




『ベルモンド』

■5人の暗殺者

今週いきなり何の前触れもなく登場した、ベルモンドを狙う5人の暗殺者。
まあこの時代、庶民はともかく貴族は謀殺や暗殺は腐るほどあったらしいですし、
秘密とはいえ「拷問」を生業にする彼に恨みを持つものがいてもおかしくはなのですが…

それにしても唐突すぎやしませんか?



■ベルモンドの絵

最近のジャンプはエロ成分がないと生き残れないというジンクスでもあるのだろうか…。
てか、クロエ狙いすぎ、セリーヌ噛み付きすぎ、ロラン童貞すぎ。

とりあえず皆ここがどこなのか、もう一度考え直した方がいい(修道院です)。



■使えない親衛隊

さて、ベルモンドに協力してもらう代わりに、教会とは別の形で彼を護るリシュリュー親衛隊。
しかしのっけから1コマも描写されずに殺されてみたり、侵入者の気配に気付かなかったりと
とにかく使えない印象。

ここで「リシュリュー親衛隊」がただの雑魚となってしまうとこの作品世界の力関係が
よく分からなくなってしまう(リシュリューの威厳とか権限とか影響力とかそんなところ)ので、
ここはひとつロラン君に頑張っていただきたいものです。


と思ったけどダメっぽい。



■クロエとネズミ

「倉庫によく出るアレ」=ネズミというのは比較的容易に想像できましたが、


よもや口にくわえて持ってくるとは


ベルの調教の成果なのか、それとも彼女の生来の性癖なのか。
まだまだ彼女には謎が多そうです。

彼女が出張るたびに薄くなるセリーヌ嬢の存在も気になるところ。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■フルボッコ注意報発令中

先週ラストでXの腹に手を突っ込んで花を咲かせたネウロ。
今週もその勢いはとどまることを知りません。

生け作りに筋繊維総断裂と考えただけで痛そうな攻撃のオンパレード。
それでも決して殺すわけではないのがネウロなりのポリシーですかね?
(死んじゃったら進化できないですからね)

「弥子を使っておびき出す」というXのやり方には相当頭に来ていたようですが、
実際に弥子が無事で、洗脳も解けるとなれば、Xもまたネウロにとっては格好の
「謎」の研究対象であるから殺すまでには至らないという感じか。

それにしても脳に電流を流されて悶えている弥子が、どうにも「事後」っぽくて
ドキドキしてしまうのですが、これは私だけでしょうか?



■逃げるX、追う刑事達

Xvsネウロの対決も一段落し、あとは普通の人間達の出番。
弥子へのねぎらいの言葉もほどほどに、Xを追い詰め、拘束しようという刑事2名が登場。
しかしいくら弱っているとはいえ、普通の人間にXを拘束することなんてできるのか。

実際に一度Xと対峙した笹塚なら分かるとおり、神経を打ち抜こうが筋繊維断裂しようが
頭を撃とうが高所から突き落とそうが、Xを完全に行動不能に陥らせるまでには至らない。

とはいえ、もうネウロはXを捕まえるとか殺すとかいう気はなさそうですし、
捕まえるにしても笹塚やアンドリューの前でその本性を見せるわけにもいかない。

また、たとえXが本当に動けない状態だったとしても、Xのそばには「人間」としては
かなり優秀な殺し屋であるアイがいるし、もしかしたら葛西もいるかもしれない。

うーん…やっぱり不可能かな…


唯一の希望としては、電子ドラッグによってXとシンクロしていた弥子が
Xの「正体」に関して何らかのゆさぶりをかけることができるか
、というところか。

個人的にはむしろそっちの方に期待です。




『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』

結局のところ、やはり最大の黒幕はティキだったということですかね。
まあそんなことはリオ先生のあたりから大体想像はついていたことですが。

エンチューの母の死にもティキが関わっていた、というところも十分想定内。
ただ―――


今までのティキの肉体=エンチューの母


というのは流石に悲惨な結末だと思いました。


いずれにしろ、エンチューに同情の余地は全くないわけですけど。






- - - - - - - - - -



今週は以上。


さーてそれじゃ早速「コードギアス」見るぞー!


それでは。




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