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週刊少年ジャンプ40号感想 [WJ感想2006]

坊主キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!@常磐です。


皆様見ましたか「テニスの王子様」35巻!?
そしてめくりましたかブックカバー!

再開時期未定の長期休載に入ってからはや2ヶ月、
怪我はどれだけ悪いのか、それとも冨樫病でも発症したのか!?といろいろ危惧していた
許斐先生の現状ですが、コミックス用に描き下ろしイラストを描ける程度にはあるようです。

そう、今回のコミックス35巻の表紙こそは、


跡部サマの最後の勇姿。


しかも、


誰もが待ちわびていたあの姿を。


リバーシブルジャケットという形で描いてくれた許斐先生。
貴方の勇気に乾杯デス。


まあ結果としては正直「なんだこんなもんか」という感想ではありますが、
とりあえずきちんと「あの姿」を描いてくれた事に喜びを隠し切れません。

あらためて許斐先生の一日も早い復活を祈りつつ、今週のジャンプ感想です。



■■■週刊少年ジャンプ感想■■■


【巻頭カラー】『アイシールド21』

■表紙

もうすっかり定着した感のあるりりしい表情のセナのアップ。


仲間がいた。
試練があった。 勝つ喜びを得た。
アメリカンフットボール!
そして少年(セナ)の顔、 みなぎる勇気!


この神龍寺戦が終われば連載も終わるんじゃないかとか噂のあるこの作品ですが、
何か表紙のアオリまでもが終わりを暗示させているようにも見えます。

もうちょっと続いて欲しいけれども、終わるなら綺麗に終わって欲しい。
複雑な気分です(いやまだ終わると決まったわけじゃない)



■巻頭カラー

海の青と空の青、オールスター揃い踏みの涼しげなカラー。
うーん、やはり村田先生のカラーは最高ですね。
尾田先生とは別の意味で好きです。

まあ最初に目に入ったのは目に眩しいまもり姉ちゃんの谷間ですが。

なんかここだけすげえリアルじゃありませんか?
えらく気合入ってる気がしませんか?


それと、何だかんだ言っても忘れられていなかった石丸に拍手。



■連載4周年&ファン投票開催

○周年恒例のキャラクター人気投票…かと思ったら、ベストイレブンを選ぶための投票でした。
まあ投票する気はないけれど、もし選ぶなら強い奴だけの寄せ集めではなく、
何らかのコンセプトを持って選びたいですね。

例えば、苦労人イレブン
  • QB…金剛雲水(弟関連でとにかく苦労人)
  • RB…石丸哲生(言わずもがな)
  • WR…雪光学(毛髪関連で苦労人)
  • C …山本鬼兵(究極のカマセ犬)
  • LB…温海大介(たしか苦労人だった…はず)
あるいは、極悪イレブン
  • QB…蛭魔妖一(言わずもがな)
  • RB…金剛阿含(言わずもがな)
  • WR…サイモン(見た目)
  • C …バッファロー牛島(見た目)
  • LB…胸肩厚(ドーピング疑惑)
こんな感じでどうですか。

やっぱり世の中バランスが一番だと思いました。



■ついに決着

キックをフェイクに元祖デビルバッツ3人が壁に突っ込み、
しかし止められたところをセナがデビルバットダイブ。

しかしそれすらも阿含の超速反応の前では不可能か、と思ったその瞬間。


最後の切り札はなんと栗田。


最後の最後で4対1の絶対不利をひっくり返し、阿含・一休とほか2名の壁をブチ破る栗田。
それを受けてできた隙間に、再びボールをキャッチするセナ。


そして――――


タッチダーウン!!


って、うわあ、勝っちゃったよ。


すでに観客の一人として応援してきた者としては非常にうれしい状況なのですが、
なぜかスラムダンクの山王戦がデジャブることデジャブること。

ウワサの210話も近づいている事だし、いよいよ続きが気になります。




『ONE PIECE』

■ルフィvsルッチ

もういつからだ、というくらいにず――――っと戦い続けている2名。
本日発売のコミックスを見てみたら、414話から始まっておりました。

ってことは、もう3ヶ月以上ってことですか。すごいな。


そりゃ飽きてくるのも仕方ない。



■バスターコールの結果

先週「ルフィやフランキーらが介入しない限り、彼らの死は確実と思う」と書いた
彼らのその後ですが、


少なくとも報告上では全員死亡が確認されました。


フランキーの絶望した顔が痛い。


しかし、彼らは本当に死んでしまったのでしょうか?

てか、ワンピではほとんどのキャラが「死なない」と言うのが
安心であり安全弁であり、逆に緊張感を損なうものになっているのは周知の事実。

だからこの場面でもすべてのコトが片付いたら、
「アニキー!死ぬかと思ったですぜー!」とか言いながら出てくる可能性は
まったくのゼロではない…というか、多くの読者はそう考えていると思います。

でもここでもしフランキー一家や船大工達が何らかの形で生きていたとしたら、
この作品内での「バスターコール」および「世界政府」の恐ろしさなんてものは、
跡形もなく消し飛んでしまうでしょう。


だから頼むから彼らは死んだままにして欲しい。


モズもキウイもパウリーもルルもヨコヅナもオイモもカーシーも皆とても魅力的でしたが、
ここで彼らが生きているというオチだけはやめて欲しい。
(例えばアイスバーグの口添えとか青キジが何かしたとか)


キャラの死を願うのはすごく嫌なことですが、どうかこれだけは。



■ルフィ株急上昇

さて、ここに来ていきなりルフィ株急上昇。

とはいえ、いまさら海軍やフランキーがいくらルッチを持ち上げても、
やっぱりルッチ自体の強さは微妙な感じですね。

てか、もうさっさと決着をつけて欲しい。



■考察

ここまで来てようやく感じ始めたのですが、
このシリーズが終わっても元の日常に戻るわけではなく、これからさらに海軍本部、
世界政府などとの緊張関係に突入していくのではないかと思いました。


後戻りできない道って奴ですかね。




『NARUTO』

アスマ死亡フラグktkr。


え? 彼らの修行? もうどうでもいいですよ。




『D.Gray-man』

■何か結晶化してるリナリー

え? 何これ? 何でいきなり結晶化なんてしてるのリナリー?
もしかしてこれって象徴化?

こんな姿になった事あったっけ…?
読み逃した覚えはないのに思い出せない…。



■アレン参戦

そして気が遠くなるほどの時間をかけて、ようやく主人公が現場に到着!
そこまで待ち遠しかったわけじゃないんですけど、やっぱりワクワクしますね。

しかし千年公にしろノアーズにしろ、何かやたらとアレンを特別視しているのに違和感が。
そりゃ確かに彼は主人公ですが、そこまで注目されるほどの伏線ってありましたっけ?

まあいいや。




『家庭教師ヒットマンREBORN!』

てかこいつら中学生設定だったっけ。

ちなみにスクアーロの回想シーンとその後伸びた髪の長さを考えれば
彼の年齢はおそらくどんなに若くても18、下手すりゃ25歳とかまでいくかも。

そんなのが中坊とマジバトルなんて…


ああ、でもよく考えてみればテニス様のキャラクターもほとんどが中学生でしたね。
樺地なんて13歳だし!!




『斬』

上空から重力加速度をつけて落ちてくる男を片腕で弾いたうえに元の位置まで飛ばし
走ってこけただけの勢いで相手をン十メートルもすっ飛ばし、
ロープにぶら下がっている人一人を持ち上げるどころか片手で空高く放り上げる、


なにこの最強主人公。


その辺歩くだけで街を破壊するゴジラのような奴ですな。
てゆか、覚醒とかしなくても充分に強すぎなんですけど。
むしろ覚醒時のほうがかえってやることマトモな分、安全そうに見えます。


つーか、先週の鈍足設定は何処に行った?


そして全身から血を流しながら生まれる友情。
真剣勝負って何なんだろうなぁ…




『太臓もて王サーガ』

とらぶるはいまだに夏の臨海学校ですが、太臓は暦どおりの新学期。
そろそろ秋の運動会と修学旅行ネタも始まる頃ですね。

2学期はイベントが一杯で楽しみです。


ところでデッキブラシを槍代わりに使う女子を見て、
P3の荒垣先輩を思い出したのは私だけでいい。

荒垣「これでいい…」




『OVER TIME』

扉の葵チャンが物凄くカワイイんですが。

天野(洋)先生はとらぶる路線でもそこそこいけると思う。
いや別に無理やりなる必要はないけど。


ハネ君との回想シーンにはちょっとビックリ。
鷹クンは孤独な天才じゃなかったんですね。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■江崎撃沈

先週アレだけ引っ張ったのに、あっさりやられてしまった江崎さん。
彼女の敗因はただ一つ。


ネタばらしすぎ。


前回の朝永クンは不意打ちだったからこそ、アレだけのダメージを与えられたわけで。
今回も入ってすぐに集中砲火すればうまく行ったかもしれないのに。


まったく残念です。


それにしても今回はほとほとよく死ぬなぁ…
そりゃ推理モノには人死にはつきものですけど、ここまで探偵が大量虐殺行うなんて…。
肝心の虐殺シーンは抽象画っぽくごまかしてますけど、相当な地獄絵図であることは明らか。

やっぱり魔人が人間相手に本気をだすのは反則っぽいですね。



■匪口反撃

さて、ネウロが2つ目のサーバをハード面から破壊している間に、
匪口は匪口でソフト面から感染者を破壊する方向に。

しかし電子ドラッグのメカニズムもわからないのにワクチンプログラムを作れる匪口って…。
春川教授は脳研究の第一人者でそれなりに知識的根拠があるのはわかりますが、
彼はどういう考えでワクチンプログラムを作ったのか…と思ったら、


匪口「ムリヤリ電子ドラッグを逆再生した感じ」


アバウトすぎだよ匪口。




『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』

■梅吉の正体

梅吉は実は地獄の使者の一人で、毒島の召還できる唯一にして特殊な使者だそうで。
しかもその召還条件が、


自分の魂の半分を与えるとは。


「寿命の半分」ではなく「魂の半分」なのは何か違いがあるのでしょうか。

しかしわざわざ「魂の半分」を代価に使って呼び出したのがコレとは。
いやもしかしたらこれから大活躍するのかもしれませんけど、
どうにも払いすぎな気がしてなりません。


与えられたモノには須くそれに見合うだけの代償、代価が必要なのよ。
与えすぎてもいけない、奪いすぎてもいけない



と、ホリックの壱原侑子さんはおっしゃってましたがね。



■ムヒョ、すごーい


ロージー「うわぁ、本当だ、ムヒョ、すごーい」


すごーい。


………


うん、ロージーだね。



■一緒に飛ばされる七面犬

てかコレであっさりムヒョにも遠隔魔法律とか使えたら、
わざわざ魂の半分まで使って梅吉を召還した毒島の立場は!?

まあ人生ってそんなもんかもね。



■ペイジの最終手段

さて、先週に引き続き大ピンチのペイジさん。
ティキを倒す方法の教えを請おうと思った相手に逆にぶちのめされ、もう瀕死。

そんな追い詰められたペイジさんが行った事とは―――


ペイジ「遂にこの時が来たか… この50年
     この時の為に、用意しておいた最終手段…!
     鳴り響け 
トロイのベル!


………


さいしゅうしゅだん。


とろいのべる。


……ってゆーか、オイ!
ペイジさん何やっちゃってんのォ!?


ティキを倒す方法を教えてもらいに来たんでしょ?
自分からわざわざここまで来たんでしょ?
本当の目的はティキの打倒にあるんでしょ?



倒す方法を聞くためにムリヤリ押しかけて怒らせて、
それで逆に殺されそうになったからって「最終手段」をぶちかますとは……


優先順位が間違っとる!


というか、


何しにここまで来たんだおっさん!!


ヨイチ無事かなぁ…。




『エム×ゼロ』

「M0プレート」はその名の通り、魔法を消す作用を持つようです。
魔法世界においては「アンチ・マジック」ほど強力なものはないからなー。

ただし主人公がその能力を持ったとたん、急に陳腐になってしまう諸刃の剣。


さて、どうなるか。





- - - - - - - - - -



以上。
ところで今週はセンターカラーがありませんでしたね。
そういえばここ最近センターカラーのない号が多いような気もします。

ただでさえ休載多くて内容が薄くなってるってのに、実質的中身までケチるなよ編集部。
それとも連載作家全員カラーも描けないほどに忙しいのでしょうか。

どちらにしても読者にとってはツマラン。


それではまた来週。



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コメント 5

やまだ

>樺地なんて13歳だし!!

今週号のWJのどの話よりも衝撃を受けました。
そういえばそうなんですよねぇ・・・・
by やまだ (2006-09-05 00:52) 

かずは

こんにちは!
やっぱり、今週は跡部様のお姿につきますね!
(普通にかっこいいので、ちょっとガッカリ←何を期待してたの?)

>こんな姿になった事あったっけ…?
あれですよ、たしか長期お休み前に、海の上でエシ(絵師?)とやりあってるときに、あんな結晶化してました。
んで、リナリーのイノセンスがハートかもしれないってなったんじゃなかったでしたっけ?
by かずは (2006-09-05 07:34) 

kyuoso

始めまして、こんにちわm(。。)m
今日はJUMP記事(主に跡部様)を求め彷徨うっているkyousoと申します♪
社会人です、、、仕事中ですが、、、何か???

>まあ結果としては正直「なんだこんなもんか」という感想
光って無かったですね、、、
良く考えたらリョーマが持っていたのはバリカン!
剃りあげなきゃ光らないですからね、、、

■OVER TIME
>天野(洋)先生はとらぶる路線でもそこそこいけると思う
バットやボールを使ったとらぶる路線、、、神降臨ですねΣ( ̄□ ̄;)
by kyuoso (2006-09-05 15:28) 

常磐

やまだ様

ちなみに手塚部長も跡部サマも14歳、
越前クンは12歳です。
ジャンプ世界では中坊最強伝説でもあるのでしょうか。
by 常磐 (2006-09-05 21:44) 

常磐

かずは様
跡部サマの御髪は元からああなる予定だったのか、
それとも抗議が来てあの程度にとどめざるを得なかったのか…
いずれにしろ怪我にも負けず描いてくれた事は嬉しいです。

>リナリー
あ、そういえばそんな描写もあったような気が…
アレンといいリナリーといい、イノセンスの真の力を引き出すと、姿まで人外になってしまうのは哀しいですねえ。
結局化物を倒すには自分もそれ以上の化物になるしかない、みたいな。
by 常磐 (2006-09-05 22:07) 

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