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週刊少年ジャンプ33号感想 [WJ感想2007]

地震台風コワイコワイ@常磐です。


土曜日から2泊3日で伊豆に行ってきました。


海 水 浴 に


超大型台風4号が接近中ですが、宿の予定は覆らないので強行軍。
豪雨と強風、津波や土砂崩れの恐怖の中、断崖絶壁の海沿いルートを突き進み、
ようやくたどり着いた先の海は、




当然ながら遊泳禁止でしたが。

まあまだ夏はこれからですよねジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ33号感想■■■


【新連載】『SKET DANCE』

■新連載第2弾

新連載第2弾は、中世が舞台のベルモンドとは対照的な「現代学園コメディ」モノ。
雰囲気としては最近連載が終了した「もて王」の後釜と思われますが、
全体的な勢いとノリはどことなく銀魂っぽい感じ。



■ストーリー概要

学校の変態3人で構成されるお助け部隊「スケット部」に
周囲のクラスメイトや一般人が振り回されるというもの。

設定的には特に目新しいものはありません。



■小ネタ関連

好きな十刃はアーロニーロ・アルルエリだ
P.Cry-man
赤い塗料的なモンとか
お前はベルモンドか!?

この辺はやっぱり銀魂とデジャブするのですが、ノリの良さがそれを救ってる感じ。
毎回毎回このテのネタだと流石にアレですが、まあ初回くらいはいいんじゃないかと。

個人的には面白かったので。



■鬼姫ヒメコ

見た瞬間P3のゆかりっちかと思いました。
見た目だけでなく雰囲気も何となく似てるし。




「体張るのヒメコだけだもんな」というセリフの通り、最初から最後まで体を張るのは
彼女だけだったことにある種の潔さを感じました。

ラストの殴り込みくらいボッスンが動いてるかと思ったら、本当にヒメコしか働いてないよ!



■スイッチ笛吹

常にパソコンでしゃべる彼からCOOLなアノヒトを思い出しました。

キレたら「COOL! COOL! COOOOOL!!」とか
叫んでくれないだろうか。

最後に「COOLがHOTになっちまったぜ」とか言ってくれたら最高。



■部長ボッスン

ラストはボッスンが特殊能力を発動して終了でした。
トラウマだの幼なじみだのと、どう考えても読者に推理させる気ないですな、コレ。

それにしても彼の「集中モード」は本物なのかハッタリなのか。

鬼姫の人外な力と行動力、スイッチの分析能力と情報収集能力があるのだから
個人的には彼には何の能力もないくらいのほうが面白そうです。
「なんでそんなダメ男にこんな優秀(?)な人間が?」ってな感じで。

ハッタリ希望。



■読了後

第一印象は「銀魂みたいな感じだな」でしたが、読了後もその印象は変わらず。

「万事屋」と「スケット部」とか、3人組でバトル担当が女とか。
あと作品全体に漂う投げやり感とかツッコミぶりもなんだかデジャブ。

とはいえ、どんなありふれた素材も料理次第で絶品に変わるという言葉どおり、
絶妙なノリと突っ込みは十分に合格レベル。絵のレベルも高いですし。
雰囲気が軽いので気楽に読めそうなのも嬉しい。

50ページあってもまだ足りない印象のある「ベルモンド」とは違い、
長すぎると冗長になってしまう感じですが、どうせこれからは多くても
20ページ前後で連載するのですから、このあっさり感はむしろ利点かと。

1話完結コメディ作品はやはりジャンプに一つは欲しいですし。





『ONE PIECE』

■ルフィvsモリア

ゾンビに頼りきりであまり強そうな印象がなかったゲッコー・モリアですが、
さすがは王下七武海の一人。その能力の本質である”影”は相当強そうです。

ただ力が強いと言うだけではなく、十分に能力を使いこなしているところも重要。
自然系「悪魔の実」という強い能力を手に入れた時点で満足するのではなく、自分の能力を
どうしたら一番有効に使えるか、常に研鑚し自己を高めているのがいいですね。

また、七武海という世間的に高い地位につきながらも、常に自分の野望のために
何かをたくらんでいる、という向上心もポイントが高いです。


結論:七武海のレベルはやっぱり高い



■サンジvsアブサロム

サンジのフェミニストっぷりを初めてかっこいいと思いました。

それにしても不法侵入して女舐めまわして風呂で襲って拉致して結婚って…
良く考えるとアブサロムというヤツは男としては最低ですな。

サンジ、恋の狐火燃え上がりすぎて爆発してます。



■因縁

サンジについては北の海出身とか思わせぶりな設定が多いのですが、
それらすべてはスルーされてきたところでこの「因縁」。

今回の話からすると”死者の手”を先読みしたあたりにそのヒントがありそうですが、
いままでもとにかくスルーされ続けてきたサンジの過去(?)関連。

今回も期待せずに見守る事にします。




『NARUTO』

■わかるまで5分かかった

初めは何か変な生き物がうごめいているのかと思った
そのあと根元に何かへんな「歯」のようなものがあることに気付く
アオリ文を読む
「絡み合う舌と舌」…え? シルエットで誰かキスでもしてんのか?と思う
さらに絵を見返す
キスしてる最中の舌でも切り取って手に乗せたのかと思う
更に見返す
…あれ? ひょっとして手のひらに口があるってこと?
…え? じゃあ絡み合う舌って…


………


で、それが何?



■芸術は爆発だ

1対1の戦いに負け、すでに動ける状態ではなくなった忍者が、
情報をはかせようとする敵一人を道連れにして自爆…
動機はともかく、初めて忍者らしい最期だと思いました。

でもサスケ瀕死なんだし近くに無傷のトビ君もいるんだから、
トビ君巻き込んで自爆するよりは、トビ君に加勢してもらって倒す方がいいんじゃ?


ラストの「太陽の塔」には笑いましたがww


結局のところ、これがやりたかっただけなんじゃないかと。
ところで半径10kmって普通にナルト達も巻き込んでる気がするんですが、どうなんですかね?




『D.Gray-man』

ようやくノア全員倒して脱出できるかと思いきや、
ティキ関連で仲間割れしてアレン行方不明、そしてティキが謎の復活…
なんかもーこの終わりのないバトル展開には飽き飽きしてるんですけど。

とりあえずどんな形でもいいから一区切りつけて欲しい。




『家庭教師ヒットマンREBORN!』

10年後ヒバリキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
なんと言うか微妙に痛そうな表情をしているのが気になります。

そしてやはり死んでたらしい10年後ツナ。
謎は深まるばかりです。




【センターカラー】『魔人探偵脳噛ネウロ』

■アニメ化決定!!

やっとキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!という感じ。

あれだけ障害の多そうな「絶望先生」ですらアニメ化できたんだし、デスノだのグレイマンだの
倫理的に問題のありそうな作品もアニメ化されているのだからいつかは来ると思っていましたが。

いやあ、本当に嬉しい。



■ヤコの使い道

サイがヤコの調整に時間がかかったのは「完全なる同調」をするためでした。
てか同調と言うとテニスのあの人たちを思い出してしまうのですがどうしたらいいですか。

完全にヤコそっくりになったサイ(ヤコがサイそっくりになった?)の攻撃開始。
どうやってサイだけを選んで殺せるのかと聞くサイに、ネウロはどう立ち向かうのか。

気になるのは「電子ドラッグの能力だけで弥子にX並みの能力が得られるのか」
Xが弥子に合わせるためにある程度力をセーブしなければならないなら十分に勝機はあるし、
逆に弥子が無理矢理Xに合わせているのなら、いつかは歪が生じると思われる。

とすれば、長期戦になればなるほど2人の違いははっきりするから…なんてのを無視して


あっさり2人まとめてぶっ飛ばしそうで怖いw


ここはネウロよりも弥子に頑張って欲しいところ……ですが…
ネウロとヤコの絆…? あるのかなぁ…??




『ベルモッド』

今回は拷問自体は(彼的に)スタンダードで終了。
どうやら毎回新しい拷問にチャレンジすると言う内容にはならないらしい。
昨日はバラバラ、今日はボロボロ、明日はゴロゴロ、とか期待してたのに。

それはともかく、いきなり乗り込んでビンタしにきたアンドレさん。
顔に縦に走る傷に肩書きからは想像できない過去の経歴が感じられたり。

あと、彼を「ベルっち」と呼ぶ修道士も気になります。




『銀魂』

■選考基準

うんうん、何事も常識がある人が一番だよね。
「真選組」を「スカ」と読むのは攘夷組の常識としてはいいんだろうけど、
ジャッキーを「鼻」と読むのは個人的には納得いかない。

そもそも桂自身がナチュラルにダメ人間だし…。



■最後の問題

猫をピアノの鍵盤に乗せればいつかはシェークスピアができるみたいなもんか。
かつてネウロでHALがやろうとして「出来ない」と絶望した名シーンですが、
あっさりとやってのける山崎に並々ならぬ才能を感じました。

こういう強引オチも普通にありえるのが銀魂流。




『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

住みたい街と人気のある地域ってのはまた別物ですが何か。

個人的には千代田はともかく、港区って都会かなぁ?
中心を除けば、まだまだ空き地だらけ…というイメージなのですが。

あと、両さんが「都会でも田舎でもなく下町」と言っていたけど、
両さんはそれでいいと思います。無理矢理「都会」だの「田舎」だの分けられるわけないし?


個人的にすごく同意したところ:

「東京は人の住むところじゃない」とか言うな!


東京に住んでるものとしてはちょっと哀しいです。
あと物価は地方のほうが高いと思う。





- - - - - - - - - -



今週は以上。

今週も許斐先生がいない!!


一体何があったんだろう…
一応次号予告には出ているので、来週こそはと思うのですが…。

新連載は個人的に期待できる感じで嬉しいのですが、許斐先生がいないのは哀しいです。


そんな感じで。




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コメント 1

常磐

ほとんど死にかけWEB拍手より
>シェークスピアじゃなくてモーツァルトとかじゃないか、な?

あー…そうかもしれません(いま手元にないんで確認できない)。
確認ができ次第修正します。ご指摘ありがとうございました。
by 常磐 (2007-07-20 23:35) 

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