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週刊少年ジャンプ9号感想 [WJ感想2020]

メイドインアビス劇場版見ました@常磐です。


上昇負荷が高い。


いやあ話には聞いていましたが壮絶でしたねえ…まあアニメ終盤に出てきた
「吐き気を催す邪悪」を体現したような奴がメインなんだから当然なのですが。
度し難いという普段使わない言葉はこういう時に使うのかと理解した映画でした。

覚悟してからいったおかげかグロ描写は割と控えめだったように思います。
序盤の虫と魚の描写は気持ち悪かったし予告の例のシーンはやばかったけど
それよりも後半は描写が控えめな分心に来るものが多かった気がします。

ちなみに終わってから原作を読んでみたのですが、よくあれだけのボリュームを
ほとんどカットすることなくまとめたなと感心しました。てか原作で読むとボンドルド卿
結構好きかもしれない、もともとああいうブレない信念の科学者キャラ好きですし。
(ブリーチのマユリ様とか銃夢のドクター・ノヴァとか)

あ、本編開始前の短編アニメは癒しでした。
別の意味で性癖がゆがみそうなくらい度し難かったですけど。


原稿の性癖もゆがみそう、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ9号感想■■


【新連載】『マッシュル』

■表紙

主人公が一瞬モブサイコの主人公に見えて「まさかの本誌出張か!?」と思いましたが
よくよく考えてみたらモブサイコはジャンプではなかった。

本編読んでみたらサイタマだった。



■筋肉は裏切らない

アニメでもバラエティでもゲームでも最近はやたらと筋肉推しですね。

まあマッチョになりたいかどうかはともかく筋肉は大切な相棒ですよ。
自分もリングフィットを始めてから40日、1日30分程度しかやってないから
全く筋肉は増えてませんが、それでも姿勢と肩こりが改善された気がしますし。

ただリングフィットって続けていくうちにストーリーがちょっとな…
当初は「闇の筋力で支配しようとするドラコと戦う主人公とリング」だったのに
現在は「かつての親友ドラコ(♂)とよりを戻したいリング(♂)が
主人公を言葉巧みに利用して追い詰めていく」
という内容になってきてます。

今ですら彼らの会話中「私ここにいていいのかな…」って気分になっているのに
物語をクリアしたらどうなってしまうのか、見たいような見たくないような。

そんなプレイ日記は置いておいて本編感想行きます。



■本編

現代ものっぽい絵柄で中世ファンタジー、ヒョロガリっぽい見た目で怪力マッチョ
1話のテンプレをなぞるようなお約束展開に全く予想を裏切らないオチ…。
ジャンプの1話はテンプレでいいと思っている自分ですら物足りなく思える内容。

あと「主人公は素直でいい子」のアピールちょっとしつこい。
いくら悪いことしたらすぐに謝って、その時点では本気で反省してたとしても
その状況に甘えて言いつけをあっさり守る主人公は普通に悪い子だと思います。
(誤れば許してもらえると確実に思っているし、実際にそうなるからたち悪い)

テンプレな悪役キャラとして登場したはずのおっちゃんが
ラストでいきなり主人公に試練を与える導師のようなポジションになっていたのは
ちょっと面白かったかも。そこはジーちゃんの役割じゃないんかい!




『呪術廻戦』

「奴らはB5Fから動けない、五条悟だからダ!」「納得!」の流れに笑ったw
封印されていてもなお彼らを足止めできるであろうという無言の信頼、好きだよ。

それを聞いて即座に渋谷のビルを駆け上がり(!?)大声で現状を知らせる
虎杖とななみんの信頼関係も好き、がんばれナナミン。


そして伊地知さああああん!


い、いやまだぎりぎり生きてるよね?
これ反転使える術師の登場フラグだよね?
まさかここでに死なないよね…ね?

てか今週のジャンプ、呪術に始まってワンピに鬼滅にチェンソーにアンデットにと
いろんな意味で上昇負荷が高いです。なんかみんな性癖表に出しすぎじゃね?




『ONE PIECE』

おでんは航海中はあまり悪魔の能力者と遭遇しなかったのかな。
確かにロジャーの船はあまりいなかったみたいだけど、白ひげの船は船長からして
能力者だったのに。まあこういう邪悪な使い方をする奴がいなかっただけかもしれんが。

そしていきなりの裸踊りはもう見てるだけで痛々しかった。
直接的な説明がないので想像するしかないですが、彼を慕い彼の治世を願う人々を
無差別に攻撃すると見せつけられたことで、自分は将軍にふさわしくない人間だと
周囲にアピールするしかなかったのかなあと…なんかもう本当にキッツいわ。

アラバスタの時もそうでしたが、こういう謀略を主体とする国盗り物語は
盗られている間がものすごく胸糞悪いよね!いくらひっくり返す前提だとしても!
(そしてこれは回想だからひっくり返されないことが確定している)




『鬼滅の刃』

■鬼滅春の欠損祭り

同期組も合流して愈史郎の便利アイテムもゲット、さらには伊黒さんも透明な世界の
仲間入りを果たし、ようやく炭治郎も戦線復帰の目途が…と期待させてからのこの展開。
だから鬼殺隊の人たちは人間だから手足切り落としたら元に戻らないんだってば!

わりと限界近そうだった伊黒さんはともかく(失礼)
上弦の壱戦でもなんだかんだで景況で済んだ悲鳴興さんや
先週背中合わせでプリキュア赤刀覚醒した水柱風柱コンビまでもが欠損とは…

同期組は何とか手足はつながっているようですが、胸や腹など命にかかわる
部分に傷を受けているように見えるのでこのまま放置すれば死は確実。
…こうしてみると目をつぶされて毒を注ぎ込まれた炭治郎が一番の軽傷とは…。

てかカラーだと誰がどこを欠損しているのかわかりやすくていいですね、よくない。



■炭治郎復活

そしてヒロインの絶体絶命のピンチに主人公復活!

…のはずなのにサブタイトルの通り、まるで鬼のような歪な半貌とうつろな目つきに
嫌な予感が止まりません。待望だったヒノカミ神楽も無惨の再生を一瞬贈らせる程度
で次のページにはもう映えてきてたしな。きちんと最後まで話は聞けたのだろうか。

てか無惨が炭治郎のことを「まるで鬼のよう」というのはまさにおまゆうだけどな!
お前が大量の血を注ぎ込んでそんなにしたんだよ!大量の血を…血を…あれ?
いや待て、ってことは今の炭治郎は「無惨の毒に耐えきった」ってことになるのか?

個人的には彼らには人間のままで無惨を倒してほしいという気持ちもありますが
「殺すつもりで自分の血を送り込んだら鬼化して反撃された」というのは
無惨様自業自得の歴史に新たな1ページを加えるにふさわしい出来事なので
それはそれでおもしろいような気がしなくもない。

朝日によって無惨とともに死ぬ?
非常に業腹だけど本懐は果たされたからおkおk!




『アンデットアンラック』

突然変異種がこの世界でとるべき道は2つ。

UMAとして世界中から疎まれ、狙われ、殺されかけるか
それ専門の組織の一員として生存権を得るか

…と聞いて即座に「お前らを殺して枠を開けてもらう!」となる主人公コンビ。
まるでデンジ君のような超絶ポジティブ思考でちょっと好きになりました。

デンジ君もそうだけど、たとえ境遇が悲惨そのものであろうとも、
本人がそれを感じさせないほどに前向きだと読んでる方も曇らないんですよね。
昨今「曇らせ」展開が流行りのように思えますが、こういう方向性の方が好きだな。




『チェンソーマン』

■京都組死亡

で、そのチェンソ―ですが…相変わらず新キャラが出てきては死ぬなあ。

てか彼らの倒し方がさぁ…異能でも悪魔の仕業でもなんでもなく(まあ銃の悪魔だが)
普通に外から銃をバンバン撃ってるだけってのがリアルにもあるあるすぎてなんか嫌。
千空も言ってたけど銃だけはどう扱っても殺しの道具にしかならないんだよな。

だからこそこの世界で最強と呼ばれるのだろう。




『アクタージュ』

ん…んん…んんんん?
ちょっと今回はよくわかんなかったぞ…どういうことだ…?


とりあえず花子さんのツラを芭蕉扇でひっぱたくことができたので満足です。




『僕たちは勉強ができない』

おお…あっさり和解してきたか…そっかー…そうきたか…。

まあプライベートでもあれだけ仲良しな3人組だもんな、特にうるかに関しては
真っ先に告白したというアドバンテージがあるわけで、それなら…それなら…?




- - - - - - - - - -


今週は以上。


締め切りまであと2週間、黙々と原稿作業中です。

想定ではこの土日に大体仕上げてあとは手直しと校正だけの予定でしたが
新しいネタがいくつか思いついてしまったのと、まだ一応時間に余裕もあるため
2冊に分けて出すことにしました。おかげで進捗が4割後退したが仕方ない。

で、台割見直してみたところPQサイドはあと2ページ+前書きあとがき程度で
ほぼ確実に出せるとは思いますが、チャレバトサイドはまだ表紙も含めて
10ページ以上白紙なのでさて間に合うかどうか・・・まあ最悪1冊でも出せれば
イベントに「新刊アリマス」と言えるのであまり無理はしないでおこう。


それでは。





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