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週刊少年ジャンプ3号感想 [WJ感想2020]


冬コミカウントダウン@常磐です。


入稿無事完了しました。


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毎回(と言ってもまだ3回目ですが入稿終わってからイベント当日までの間が
一番苦手です。無事当日参加できるのかとか、ちゃんとできてるのかとか
そして何より売れてくれるのかというところが不安で仕方ない。
特に今回はこの手の最大メジャーであるコミケット。

ま…まあ全く売れなくても原稿描くの楽しかったしね!
いや本当に結構楽しかったんですよ、始めたばかりだからなのか毎回新鮮で。
あと4コマと違って一度筆が乗れば3~4ページくらい一日で完成できるのも
モチベーションを維持するにはちょうど良かったみたいだし。

てか自分がコミケにサークル参加者として行くなんて考えたこともなかったな。
一般参加者としてなら10年以上も前から盆暮れのノルマのように行っては
いましたが、どこかお祭りを通りすがりで楽しんでる感じだったから。
(買い物の方が優先なのでサークル参加などしている余裕はなかった)


あとは無配漫画だけ、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ3号感想■■


【巻頭カラー】『僕のヒーローアカデミア』

ハリポタもそうだけどこの手の親世代の闇の深さは悲壮感が強いな。
現役世代はまだお互いの話し合いとかケンカとかで平和的に解決しあう道が
残されているかもしれないけど、親世代のそれはもう「終わった話」ですし。

実際雄英に来るような個性の持ち主ってヒーローになれなければヴィランに
なるしかないんじゃないかってやつらも多いですしね(爆豪とか心操とか)。

それを退学なり除籍なりで世に放つとなれば、制御だの監視だのといった
行動制限を設けなければいけないのだろうが、そもそもそんなことができるなら
ヒーローもヴィランもいないのであった。そう考えると本当に無法地帯だなこの世界。
ほぼすべての人間がやり方次第で人を滅ぼす武器を持っているなんて。

…まあその辺を突き詰めると以前から書いているように「新世界より」の世界に
なってしまうので止めておきますが。人は理性のない怪物ではないが、理性を
完全に制御できるほど機械でもない。上記の世界だって結局最後は破綻したし。

えー結局何が言いたいのかというと、あのすっかりすすけてしまったイレイザー
先生も学生時代はピカピカだったんだなと。あまりに眩しすぎて直視できねえよ。




『ONE PIECE』

やべー白ひげ全盛期の冒険譚スッゲー面白れー。

そしてモモの助は白ひげの船で生まれたのか…だとしたらこの戦いで
彼を助けるために白ひげ海賊団が参加する可能性もあるかもですね。
あとそのままロジャーの船に乗ったとしたら赤髪も…?

毎回思うんですが尾田先生の描く異国情緒の引き出しが相変わらずすごいな。
一つ一つの島がまるで異星かい世界に行ったかのような多種多様ぶりで
こんな小さなコマだけで終わってしまうのがもったいない。まあ描写したらしたで
この回想がめっちゃ長くなるのは見えているから仕方ないのだが。

そしてオロチをそそのかす謎の老女。てかマネマネの実を本気で悪用したら
本当に恐ろしいな!しかもメモリーの取得条件が簡単でいくらでもストック可能
だからさらにヤバイ。部下に成り代わって潜入し、上役の顔をコピーしたらそれに
成り代わって本物は殺す。そしたらさらに上役へ…上に行けば行くほど部下も
疑いづらくなるし、ましてやトップがすでにすり替わってるとか考えもしないだろう。

とはいえもしこの時点でおでんがワの国にいたならさすがのマネマネ老女も
早々潜り込むことはできなかったし、今回のようにスキヤキに化けたとしても
おでんならそれを勘で見抜いてぶん殴ることは想像に難くない。

だから結局のところワの国が簒奪されて圧制国家になったのはおでんの不在が
遠因だったのは確かですね。しかしあれだけ楽しそうなおでんたちを見ていると
そんなことより国に帰れ、とも言いづらい。読者としては複雑です。


閑話休題


それはともかくおでん×トキの恋愛模様があっさり流されたのはちょっと残念でした。
800年という気の遠くなるような時間をたった28年の間に駆け抜けてきて、すでに
人としての感覚を持っているのかすら疑うような経験を持つ彼女が、いったい何が
あっておでんと子を設けるまでに至ったのか、地味に気になってたんだけどな~。

そしてロジャー海賊団キター!
上陸するなりどこぞの海賊だか原住民だかをボコっている姿はまさにチンピラ。
てか顔がエースそっくりなせいであんまり大物感がないのが困るところ。

いやあおでん過去編本当に楽しいなあ、もうちょっとじっくりやってもいいのよ?




『鬼滅の刃』

■無惨様まじ無様

見るたびに怒りを催す無惨様のドヤ顔もこの先醜態をさらすと知っていると
それだけで面白く見えてくるから困る。やっぱり落差って大事だよね。

「呼吸の剣士はもういい」とか明らかになめプモード入っていることから
兄上を鬼にした直後の話なのかな…着ている服も同じですし。
兄上とは戦ったのかな…兄上サイドの回想だとよくわかんないや。

まあそれはともかく、あの縁壱に一瞬とはいえ初めての冷や汗をかかせ
本気を出させたことはちょっとだけ見直しました。逃走手段も(予想されていた)
珠世さんを使ってのものではなく一応自力でしたし。

そして相変わらず縁壱の人外描写に余念のないワニ先生。
最強の鬼を前に瞬時に透き通る世界を展開し、無惨様の急所を的確に見抜き
新たな型を作り出してすべてを破壊する…本当になんなんだこの人…人なのか?

さらに追い詰められた無惨が自ら全身を爆発四散させて逃げるという
不死であることを最大限に活かした逃走方法をとったのに対し、瞬時にその8割
(1500/1800)を破壊するトンデモっぷり。そりゃ確かに無惨様もビビるわ。
それから縁壱が寿命で死ぬまでの60数年ひたすら身を隠してたのも頷ける。

てかRPGでもなんでも一番厄介なのが「逃げる敵」ですからね。
爆発四散逃走といい、不死身というメリットをここまで有効活用して「逃げる」
ことに特化したラスボスはそう相違ないのではないだろうか。
(そもそもそんな敵出した時点でクソゲー確定だよね)



■竈門家メンタルクリニック

そんな(見た目は全く変わらないけど)メンタルボロボロの縁壱が
最後のよりどころとして向かったのが、かつての生家でもうたと暮らした家でもなく
竈門家だったというのが彼の精神状態をよく表していると思いました。

ああ要するに彼は癒されたかったんだな…まったく関係ない誰かに話を聞いて
もらって、あの頃と変わりなく接してもらって優しくしてもらいたかったんだろう。
その辺何となく自分を追い込みがちな兄上とは真逆だよな縁壱。

まあ実際彼がどう思っていたかは推測するしかないのですが、
少なくとも竈門家の存在が兄上でもうたでも見せたことのない縁壱の泣き顔を
読者にさらしたという点が重要で。本当に竈門家セラピーすげえな…。

実際この後炭吉にヒノカミ神楽として日の呼吸を継承するわけですし
そういう意味では血のつながりはないけれど竈門家と縁壱との間には
家族かそれ以上の結びつきがあったってことになるわけだ。

次回、ついにヒノカミ神楽の秘密が明らかに!? 期待です。




『Dr.STONE』

■最後は千空

ちょっと状況が錯綜しすぎてわからなくなってるけど、とりあえずフィジカル組は
全員アウトでクロムもダメ、残った千空だけでイバラと立ち向かわなきゃいけない
って流れでいいのかな。まあ主人公ですしラストは決めないと。

イバラさんはとりあえず石化でおとなしくさせておくって話かなあ。
そう考えるとすっげえ便利ですね石化。完全無力化できるし自力では復活不可能
だから安全に舞台から排除できる。そしてイコール死ではない。

合理的に考えると排除するしかない相手を殺さないで済むって、千空の思想に
まさに合致した手段だよなあ。本当に千空全く関係ない奴が作ったのかな。



■アニメ2期決定

そしてテレビアニメ終わりましたね!そして2期やったぜ!

個人的にはすごく理想的な映像化でした。きちんと原作の魅力をそのままに
細かい科学知識もわかりやすく、作画崩壊的なものもなかったし。

何より制作側が原作のことをきちんと理解してその魅力を引き出そうという
思いを感じられたのがうれしい。鬼滅にせよネバランにせよ僕勉にせよ
(作画レベルに差はあれど)愛のある映像化をされてよかったなあ…

ただ一つ不満があるとすればやはり時間帯ですかね。金ローの裏とか無理無理。
実際これだけ絶賛しておきながらリアルタイムで一回も見れなかったもん。
金ロー終わってからビデオ再生が毎週の楽しみでした。

2期は贅沢言えるならNHKとかEテレあたりやってくんないかなあ。
そして毎週終わるたびに「今回の実験シリーズ」とかいって実物を見せながら
実際どんなことをやったのかを解説してくれたら最高なんだけど。

まあ2期やってくれるだけでうれしいです。
2クールあれば戦争編から船づくり、WHYマン出現と出航まではいけるかな。




『百夜リブート』

ってこの話先週で終わりじゃなかったんかい!

一人ISSに残されたレイ君が、もう二度と帰ることはない百夜の帰りを待ちながら
今日も一人夜空を照らし続ける…ってそれだけでもうウォーリーやはやぶさで
泣いた自分としては涙腺崩壊ものだったのに…てかそれで終われば割とよくある
物悲しいSFものとして心に残ったのに。


なんか全く別方向で感動させられちゃったよ!
なんだこれ!



まさかあれから千空が目覚める直前まで生きてて、それまでの地球の崩壊の
一部始終をつぶさに観察、さらには地球そのものを滅ぼす小惑星を撃退…
いやこれなんなの…なんなんだよこれ…わけがわからないよ!

何気に途中で地球外生命体とか拾ってるしな!
そしてあの状況でロケット400発制作とか本当になんなんだよこれ!
もしかしてWHYマンってお前なんじゃねーの!?



かがくの ほうそくが みだれる



…まあそれはそれとしてここまで生き残ったからにはあと100年何とか生き延びて
この物語のラストに宇宙に行くであろう千空と対面って展開にならないかなあ。
来週の最終回が怖いです。本当に…死なないで…




『アクタージュ』

■花子さんの過去

…が、完全に芸術家版夜凪のさらにヤバイ奴だったことが発覚。

てかこれ指導者にしちゃアカンやつだ!自分ができなかったことを夜凪に、
自分が欲しかった存在を共演者に任せて丸投げしてやがる…焚き付けた本人も
どう収拾つけるか分かってないパターン!本当にどうすんだこれ!?

そのメインとなるであろう三蔵役の人が心底げんなりしてるのが面白い。
もう本当に物理的に沈める(誤字ではない)しか方法はないかもしれない。



■小説家の男

そしてこっちも本当にクソ野郎だな!

一応夜凪含め3人の子供を作ってるんだからそれなりに長くはいたんだろうが
姿の消し方が夜凪の時とそっくりで笑えない。まあ彼女も男に捨てられただけの
哀れな女だとわかれば多少は夜凪の留飲も落ち…そうもないな、無理だな。

実際彼女は夜凪を通じて自分の怒りの鎮め方を知りたいわけだ。
内部にため込みすぎて自分自身を燃やすしかない怒りをどうすることもできなくて
誰に何を言われても、仮に怒りのもとが謝ったとしても静まることはない。
なぜなら彼女が怒りをぶつけているのは他ならぬ自分自身なのだから。

つーかちょっとハードル上げすぎじゃね?
結末が楽しみだけど、よっぽどの内容じゃないと納得できないぞ!?




『呪術廻戦』

地獄絵図の渋谷駅に電車が到着してこれで逃げられると思ったら
そこには乗り切れないくらいの呪霊(元人間)が詰まっていたというこの悪夢。

巷では第2のハンタとか言われているようですが、舞台が現実の渋谷ということも
あってか、むしろメガテンややデビサバの世界を思い出しました。
てか真人と夏油の能力をフルに使えば東京受胎も可能な気がする。

しかしみんな好きですよね渋谷。やっぱり舞台として映えるからかな。
近代的なのにちょっと脇道にそれると別世界だし、地形的に坂が多いから
おしゃれな店が並んでてもどこかゆがんでいるような錯覚があって…。

あとこれは最近の話ですが工事中の区間が多いせいでよりRPG感があるんですよね。
オープンワールドとかでよくある「目の前に目的地があるのに道がなくて行けない」とか
「見えない壁に阻まれて迂回しなければいけない」とかいうのがリアルに存在する。

広い道を歩いているのにいきなり行き止まりに遭遇するとかダンジョン感満載。
もし行く機会があればぜひナビなしで適当に歩いてみてください。



- - - - - - - - - -


今週は以上。


一仕事終わったのでまたぼちぼちP5R進めてます。
まだカモシダパレスの中盤でようやくチャレンジバトルが始まったところですが
34リーダーズに地味に睡眠が聞くのが面白い。ちょっと妄想がたぎりました。

あとリングフィットは一日15~20分程度で少しずつ進めているところ。
現在ステージ8に突入。好きな運動はバンザイコシフリアームツイストです。


それでは。





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